「セレモニーでは本当はきちんとしゃべろうと思っていたんだけど、経歴を紹介されているときから、すでに
泣き出してしまいました。だから、私から『長くしゃべらないで、ひとことずつ言ってくれたらいい』と伝えました。
そうでないと、話せなくなってしまうと思ったんです。日本語で言った言葉は、前日にアウグストから相談されました。
『サポーターのために何かしたいんだ』って。翌日、成田空港には川崎や鹿島でお世話になっていた人、たくさんの
サポーターが見送りにきてくれました。アウグストはみんなのことを忘れないと言ってました」 アルベルト通訳