日はまた昇る

鬼木達スペシャルインタビュー

from REIKO ONIKI

「引退するとは、思っていませんでした。きっと本人もまだやりたかっただろうし、まだ続けるのだろうと思っていたので、セレモニー前日の朝、「決めた」と聞いたときは、びっくりしました。それまでの何日間かは、すごく悩んでいたし食事も喉を通っていないようでした。そうして、本人が決めたことです。息子の心が生まれて、もうちょっと大きくなるまでプレーを見せたいという気持ちがあったと思いますが、心にはこれからビデオで父親がプレーする姿をみせたいと思います。30歳を越えてからはケガとの戦いだったし、いつもギリギリのところまで頑張ってやっていました。私自身は結婚する前から、いいプレーもたくさんみせてもらい、ありがとうと言いたいです。サッカー選手という普通の人にはなかなか経験できない時間を間近でみせてくれて、本当にありがとう。まずは、ゆっくり体を休めてください。そして、お疲れさまでした」