ゲーム記録・速報
対戦内容
- ACL
- 2007シーズン
- 第6節
- vs.バンコク・ユニバーシティ
日時:2007年05月23日(水)20:00キックオフ 会場:Royal Thai Army Stadium(タイ)
2007 ACL 第6節 vs.バンコク・ユニバーシティ:開催データ | |||||
---|---|---|---|---|---|
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
※人 | ※ | 30.0℃ | ※% | ※ | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
Chung Chin Fan | Shamural Rosdi | Mat Daud Mohd Sabri | Vaithilingam Thiruch Selvan | Miron Abdul Hannan | ※ |
川崎フロンターレ[アウェイ] | チーム | [ホーム]バンコク・ユニバーシティ |
2 |
1 前半 1 |
1 |
関塚 隆 | 監督 | Subpherm Somchai |
13 > 16 | 勝点 | 3 > 3 |
原田 拓 18分 |
得点者 |
41分 Petvises Ekkaphan(エカパン) |
選手名 | 番 号 |
シュート数 | ポジ ション |
シュート数 | 番 号 |
選手名 | ||||
45 | 90 | 計 | 計 | 90 | 45 | |||||
相澤 貴志 | 21 | 0 | 0 | 0 | GK | 0 | 0 | 0 | 1 | Koedpudsa Weera(ウィエラ) |
佐原 秀樹 | 3 | 0 | 0 | 0 | DF | 0 | 0 | 0 | 5 | Klinsukon Punnarat(プンナラット) |
井川 祐輔 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | Kaewjoho Thanayut(タナユット) | |
鈴木 達矢 | 25 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | Boonyasejtha Polkrit(ポルクリット) | |
1 | 1 | 0 | 28 | Phetphun Patiparn(パティパルン) | ||||||
河村 崇大 | 6 | 0 | 0 | 0 | MF | 0 | 0 | 0 | 8 | Na Tarue Tanapat(タナパット) |
西山 貴永 | 12 | 0 | 2 | 2 | 1 | 1 | 0 | 12 | Punarae Atthaphol(アッタパル) | |
原田 拓 | 15 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 14 | Seubsin Teerayoot(テーラヨット) | |
飛弾 暁 | 18 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 1 | 26 | Kloy Eiam Benjapol(ベンジャポル) | |
大橋 正博 | 24 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 27 | Thongthuam Thada(ターダー) | |
鄭 大世 | 16 | 2 | 1 | 3 | FW | 1 | 0 | 1 | 9 | Petvises Ekkaphan(エカパン) |
久木野 聡 | 23 | 0 | 0 | 0 | ||||||
GK/植草 裕樹 | 22 | SUB | 18 | GK/Lamsombat Manteeva(メーンテーター) | ||||||
DF/薗田 淳 | 8 | 0 | 0 | 0 | 22 | GK/Meesattham Phansa(パンサー) | ||||
MF/養父 雄仁 | 20 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | DF/Chasang Kriangkrai(クリアンカイ) | |
MF/木村 祐志 | 30 | 0 | 0 | 0 | 23 | DF/Prom On Narong(ナーロニ) | ||||
FW/都倉 賢 | 27 | 0 | 0 | 0 | 24 | DF/Nontagate Rawin(ラウィン) | ||||
/ | 11 | MF/Siriwaen Kttisak(キッティサク) | ||||||||
/ | 15 | MF/深澤 仁博 | ||||||||
/ | 20 | MF/Phichitchaiphotchanat Chatchai(チャチャイ) | ||||||||
/ | 25 | MF/Pornjamsai Pornpong(ポーンポン) | ||||||||
/ | 13 | FW/Pancharoen Kraisorn(クライソーン) | ||||||||
/ | 17 | FW/Phon-Udom Nopphon(ノッポン) | ||||||||
/ | 21 | FW/Pinkong Ponlawat(ポンラワット) |
経過 | 番 号 |
得点選手 | 分 | 得点経過 | 分 | 得点選手 | 番 号 |
経過 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中央 直接FK 左足S |
15 | 原田 拓 | 18 | 41 | Petvises Ekkaphan(エカパン) | 9 | 右 6 → 14 → 6 ↑ 9 ヘディングS |
|
右 8 ↑ 右 16 〜 → 中央 31 ヘディングS |
12 | 西山 貴永 | 65 | |||||
[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート |
OUT | → | IN | 分 | 交代選手 | 分 | IN | ← | OUT |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 佐原 秀樹 | → | 8 薗田 淳 | 41 | 19 | 17 Phon-Udom Nopphon(ノッポン) | ← | 12 Punarae Atthaphol(アッタパル) | |
24 大橋 正博 | → | 20 養父 雄仁 | 66 | 68 | 24 Nontagate Rawin(ラウィン) | ← | 7 Boonyasejtha Polkrit(ポルクリット) | |
12 西山 貴永 | → | 30 木村 祐志 | 89 | 69 | 4 Chasang Kriangkrai(クリアンカイ) | ← | 5 Klinsukon Punnarat(プンナラット) |
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|
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注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。 注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。 |
- 警告理由
- C1=反スポーツ的行為 C2=ラフプレイ C3=異議 C4=繰り返しの違反 C5=遅延行為 C6=距離不足 C7=無許可入 C8=無許可去
- 退場理由
- S1=著しく不正なプレイ S2=乱暴行為 S3=つば吐き S4=得点機会阻止(手) S5=得点機会阻止(他) S6=侮辱 CS=警告2回
日 程 | 対戦 | 会 場 | キックオフ | 入場者数 | 結果 |
2007年 5月23日(水) |
マラン vs 全南 | マラン | 17:30 | ※ | 0 - 1 |
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ最終戦。すでに決勝トーナメント進出を決めたフロンターレは、控え組中心のメンバーでバンコク・ユニバーシティと対戦。単なる消化試合ではなく、自分の存在をチームのなかでどうアピールできるかというテーマを持ってこのゲームに臨む。日本のサポーター、そしてバンコク在住の日本人も多く駆けつけた猛暑のバンコク・アーミースタジアム。現地時間18:00キックオフ。
スターティングメンバーはGK相澤、鈴木-佐原-井川の最終ライン、中盤は右に飛弾、左に西山、原田-川村のダブルボランチ、トップ下に大橋、久木野-テセの2トップ。最初に仕掛けたのはフロンターレ。4分、原田のスルーパスに久木野が抜け出すが、これは相手DFに止められる。さらに原田のコーナーキックのこぼれ球を大橋がダイレクトでミドルシュートを放つがゴール上へと外れる。30度を越す暑さと体に絡みつくような湿気から、こまめに給水する両チームの選手たち。13分、バンコク大の攻撃。アッタパルのスルーから右サイドを崩され、タナパットからファーサイドにクロスが入るが、飛弾が体を張ってクリア。16分、テセがヘディングに競り勝ち、久木野とのワンツーからテセがドリブルで抜けるが、DFに倒されファールで止められる。17分、そのペナルティエリア前からのフリーキックのチャンス。ここで原田がGKのポジションを見て左隅に狙い済ましたフリーキックをゴールに叩き込み、先制点を挙げる。(1-0) 佐原を中心にコンパクトな布陣でバンコク大の攻撃をはね返すフロンターレ。対するバンコクも3バックから4バックへ修正して巻き返しを図る。23分、バンコク大の攻撃。タテパス一本で裏を取られるが、相澤が果敢に飛び出しボールキャッチ。ピンチをしのぐ。25分を過ぎたあたりからは両チームともに決定機を作れず、拮抗した展開が続く。しかし迎えた35分、追加点のチャンス。テセからボールを受けた飛弾がドリブルを仕掛けてペナルティエリア内でDFのファールを誘い、PKを得る。しかし、テセのPKをGKが好セーブ。さらにこの流れからバンコク大にカウンターを浴び2対2の場面を作られてしまうが、このピンチは佐原がカバーに入りことなきを得る。しかしこのプレーで佐原が足首を痛め、選手交代を行う直前のスキをバンコク大に狙われる。40分、タナユットの右サイドからのアーリークロスを、ファーサイドでフリーのエカパンにヘディングシュートを決められ同点に追いつかれてしまう。(1-1) 41分、佐原に代わって薗田が入り、右ストッパーの井川が中央へ。試合の流れはバンコクへと移るが、何とかしのいで前半を終了。フロンターレがセットプレーから先制。その後も試合を優位に進めるが、PK失敗、そして選手交代のタイミングでマークがずれが生じ、一瞬のスキを突かれて失点。暑さやピッチコンディション厳しい状況のなかでどこまで集中して戦うことができるか。前半を1-1で終了した。
川崎フロンターレ監督:関塚 隆
お互い声をかけあいコンパクトなサッカーをしていこう。サイドからチャンスを作れている。シンプルにボールをつなぎリズムを作ろう。暑いが球際など各自がもうひと踏ん張りすることが大事だ。残り45分最後まで戦おう。
バンコク・ユニバーシティ監督:Subpherm Somchai
※公式発表なし
ハーフタイムのロッカールーム。「暑さが厳しいが各自がもうひと頑張りしよう!」と関塚監督が選手を鼓舞。「お互いにサポートし合っていこう」と河村も声をかける。後半立ち上がりの46分、西山のインターセプトから原田スルーパスを狙うが、これは久木野には届かず。激しいプレッシャーをかけ合う両チーム。立ち上がりからバンコク大がやや押し気味に試合を進めるが、フロンターレもカウンターで反撃。中盤でショートパスをつないで大橋がスルーパス。しかし、惜しくも前線のテセに届かず。さらに56分、ミスパスをテセが拾い、ボールを受けた西山が左サイド角度のないところからシュートを放つが、ゴール上へと外れる。59分にはロングボールを西山がキープし、背後から走りこんだテセがシュートを狙うが、一瞬早くDFに足を出される。バンコク大の速攻に対して4バックで対応。スペースを消しながらチャンスをうかがうフロンターレ。61分、パスをつないで左サイドから大橋がアーリークロスを入れるが、これはGKがキャッチ。62分、バンコク大のカウンター。左サイドを突破されるが、井川がスライディングでしのぐ。バンコク大に足がつる選手が出て、消耗戦の様相を呈してきた64分、フロンターレに勝ち越しゴールが生まれる。バンコクの攻撃をしのいで飛弾がロングパスを裏のスペースへ。このボールにテセが追いつき、右サイド深い位置にから折り返し。このボールに走りこんだ西山がゴール前でDFに倒されながらも、粘って地面すれすれで頭に当ててゴールに押し込み、こう着状態を打ち破る勝ち越しゴールを奪う。(2-1) このゴールで俄然勢いが出たフロンターレ。66分、大橋に代えて養父が出場。4-2-3-1のトップ下の位置に入る。69分、養父を起点に西山からパスを受けたテセが反転して左足でシュートを放つが、これは惜しくもゴール上へ外れる。72分、左サイドからの原田のフリーキックに飛弾がヘッドで合わせるが、シュートはゴール右に外れる。徐々に運動量が落ちてきたバンコク大に対して、タイトなマークでボールを奪取すると、落ち着いてパスを回して緩急をつけた攻撃を狙うフロンターレ。83分、バンコク大も連続セットプレーから反撃を試みるが、ゴール前で人数をかけて守り抜く。88分、中盤で鈴木がボールを奪い、養父がトリッキーなプレーでDFをかわして左サイドからシュートを打つが、これはGKにはじかれ、さらにこぼれ球にテセが詰めるが、惜しくもシュートを打てず。終盤は激しい肉弾戦となるが、粘り強いディフェンスでバンコク大の攻撃をしのいでタイムアップ。
アジアの厳しい環境下、若手中心のメンバーでACL最終戦を勝利で締めくくったフロンターレ。今後につながる大きな白星を挙げた。これでACLグループステージは終了。9月から中東勢のクラブも加えた決勝トーナメントがスタートする。
※チームは、5月24日(木) タイ国際航空640便(TG640)[定刻 (現地時間)00:20バンコク発→(日本時間)8:30成田着]にて帰国致します。
※公式記録が発行されていないため、不明な項目については「※」印をつけています。(警告理由も不明)
バンコク・ユニバーシティ監督:
Subpherm Somchai
[総評]
※公式会見が実施されなかったため、なし。
── 試合を振り返って
テセがPKを外して、そこからカウンターを浴びて流れが変わった。でも自分が怪我をしたり、相手のペースになったことで、逆に若い選手が頑張った。ただ、サポーターもここまで来てくれて、ホームみたいにしてくれて勇気づけられた。チームの勝利だと思う。ここまで来て絶対に負けたくなかった。試合前の円陣で勝って帰ろうと話した。内容よりも、今日は試合に勝てたことがすべて。
── 試合を振り返って
急なアクシデントで最終ラインの中央に入ったが、周りの若い選手に声をかけながら人を使うディフェンスを心がけた。国際試合はタイミングや間がJリーグとはまったく違う。個人的に体調が思わしくなかったのもあるが、細かい部分で修正していかなければと感じた。でも、それができるようになっていけばチームも個人としてももっと成長できる。これもまたひとつの経験として、Jリーグの試合にもつなげていきたい。
── 試合を振り返って
ボールの取られ方が悪かったし、暑さもあって最初はうまくいかなかった部分もあるが、先制したことでチームとして良い形になっていった。でも同点にされてしまった場面をうまくしのぐことができれば、もっと楽な形になったかもしれない。ニシのゴールのおかげです。若い選手が頑張っていたし、個人ではなくてチームで勝てた試合なのですごく嬉しい。
── 試合を振り返って
会場の雰囲気は大きな試合と言う感じではなかったが、しっかりやろう、勝って帰ろうと話していた。先制ゴールになったフリーキックは、GKが前にポジションをとっていたのでコースが空いていた。ラッキーでした。前半は暑さもあったし、ボールの取られ方が悪くてカウンターを浴びてしまい、体力的にきつかった。でも後半からは逆に自分たちがディフェンスからカウンターを狙おうという意図を持って、もう一度修正してやり直してプレーした。とにかくタイまで来て勝てたということが一番良かった。
── 試合を振り返って
自分がPKを外したことで相手が勢いに乗ってしまった。でも相手に削られながらボールをキープして、ニシのゴールにつなげて勝つことができた。勝利で終われて本当に良かった。でもまだまだこれから。自分たちのサッカー、監督の目指すサッカーを追求していきたい。Jのチームが相手だったら今日のサッカーでは通用しない。もっと自分の良さを磨いて、少しでもトップレベルに近づけるようにやっていきたい。
── 試合を振り返って
前半はボールが落ち着かずにバタバタしてしまったが、サイドのピッチ状態が良いので、サイドで起点を作ることで中も空いて良い循環でボールが回せるようになった。それからはいけると思っていた。最終ラインが4枚になってからはクキが右に張って、その後ろから自分が飛び出して行こうというプランだった。バンコク入りした日から絶対に勝つぞとみんなで話していた。その気持ちを試合で出すことができたと思う。海外での試合を経験させてもらえたし、勝つことができたのが大きい。良い雰囲気をトップチームに持ち込むことできる。
── 試合を振り返って
緊張感よりもやってやるという気持ちの方が強かった。2ヶ月前から自分のやりたいプレーができるようになってきた。日曜日の練習試合でも納得のいくプレーができたので、チャンスがあるかなと思っていた。いつもはボランチだが、今日は攻撃的なポジションで裏を狙うように心がけながらプレーした。状況や環境が大きく違うアウェイゲームに出場できことは自信につながる。これでようやく一歩踏み出すことができたので、これから自分の良さをアピールしていきたい。
── 試合を振り返って
日曜日の千葉との練習試合から良いゲームができていたし、サテライトでも一緒にやっているメンバーなので不安はなかった。でも立ち上がりは暑さやピッチコンディション、ジャッジの基準などで難しかった。1点目は予定通りだったが、同点に追いつかれた場面も取られ方が悪かったし、もっとお互いに声をかけ合っていくべきだった。ミスが重なって失点したのは残念だった。後半はいつものサッカーができない状況のなかでも、我慢しながらノーリスクでやろうということを徹底した。国際試合で勝ったことは自信になる。なかなか出たくても出られない選手主体で勝って帰れるのはすごくいいことだと思う。良い経験をさせてもらった。
── 試合を振り返って
スタメンということで緊張よりも楽しみの方が大きかった。前半はなかなかチャンスに絡めなかったが、後半はテセさんのワントップでセカンドボールを拾っていこうということで役割がはっきりした。正直、前半は暑さもあってきつかったが、後半は慣れて動けるようになった。最後の方は足がつりそうになったが、こういう場所で90分間やれたことは今後の自信になる。
── 試合を振り返って
相手はハードでアグレッシブなプレーが多く、Jリーグにはないサッカーだったので、プレーしていて面白かった。暑さやピッチ状態などの環境面の違いから、いつもどおりのサッカーというわけにはいかなかったが、選手同士で声を掛け合いながら気持ちで勝負に勝つことができた。バンコクにもたくさんのサポーターが来てくれたし、試合に出たくても出られない選手たちと一緒に喜べたことが本当にうれしかった。
── 試合を振り返って
最終ラインに入ったが、日曜日の練習試合でも調子が良かったので、いいイメージでタイに来ることができた。大きく崩れることもなかったし、一対一でもそれなりにやれたと思う。4枚のサイドバックになってからは、チャレンジしながら逆サイドを見ながらディフェンスのカバーに入ることを心がけてプレーした。良い経験をさせてもらいました。
── 試合を振り返って
勝ち越しゴールは最初は足でシュートを打とうとしたが、相手DFに足をかけられ、転びながら頭に当てた。根性で入れた思い出に残る公式戦初ゴールになった。途中から前目のポジションになって守備を気にせず攻撃に専念できたので、リズムに乗ることができた。チーム全体で勝とうという意識が高かったし、実際に勝点3を取れたことはすごく自信になった。チームが強くなるためには、僕らが強くなって底上げをしていくしかない。そういう意味で良かった。今後も出られるようにアピールしていきたいと思う。
── 試合を振り返って
緊張はまったくなかった。途中から入ったが、監督からは声を出してマークの受け渡しをしっかりと、自信を持ってプレーするようにと言われた。トレーニングから指導されてきたことをピッチでも出そうという気持ちでプレーした。練習試合の千葉戦のように、変に背伸びせずに自分ができることを精一杯やったつもり。まだまだ自分が未熟だから最終ラインが4枚になったんだと思う。周りに助けられた。ここで満足せずに、つねに高いレベルを目指してトレーニングから一生懸命やりたい。
対戦内容
- J1リーグ
- 2007シーズン
- 第13節
- vs.大宮アルディージャ
日時:2007年05月27日(日)15:00キックオフ 会場:等々力陸上競技場
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現在の試合状況:
試合終了
更新:07/06/12 18:53
前節終了時の累積警告
1枚 5/箕輪 義信
1枚 11/マギヌン
1枚 13/寺田 周平
1枚 14/中村 憲剛
1枚 17/落合 正幸
1枚 19/森 勇介
1枚 29/谷口 博之
今節の出場停止
なし
[総評]
公式会見が実施されなかったため、なし。
[質疑応答]
── グループリーグの最終戦を勝てて終われたわけですが、振り返ってみて如何でしたか?
いつもですが、今日も遠くバンコクまで多くのサポーターが駆けつけてくれたこと。また今回は200名を超えるタイの富士通の方々も駆けつけてくれました。我々としてはホームのような雰囲気を作ってくれた事に非常に感謝したいと思います。グループリーグの突破は決まっていたのですが、今回、まだ試合出場の少ないメンバーで、アウェイの中で勝てたということは、彼らにとって非常に貴重な経験が出来たのではないでしょうか。これが今後のシーズンにとって大きな戦力になるし、彼らももう一回り大きくたくましくなる経験が出来ました。今回の遠征では、キャプテンの佐原が、非常によくチームをまとめてくれた。その結果として勝ちをおさめることが出来た。そういう意味で非常に満足しています。
── 気温が高く、コンディション的にも厳しかったと思いますが、そのあたりについては?
彼らは日曜日に調整のための練習試合を行い、今日は中2日の水曜日というゲームでした。これだけ高温多湿の中で苦しかったと思いますが、よく勝ちにこだわったサッカーをやってくれたと思います。球際とか、勝負どころのところは、激しくハードにきていたのですが、このゲームを勝って帰れるか、勝ちきれなかったのでは、ぜんぜん価値が違うので、ホントに一人一人がよく頑張ってくれたと思います。
── 後半に4枚にしていましたが、今後にも繋がる部分ではあるのでしょうか?
相手が取ってから非常に縦に長く入れてきたので、もう少ししっかりラインを4枚整えて、4枚でスペースを埋めながら、そしてはね返してセカンドボールを拾って行ったほうがバランスが良くなると思ったので。両ウイングバックの西山と飛弾がどっちつかずの中途半端よりも、飛弾を右サイドで、西山を前に持ってきたほうが仕事が明確になると思ったので、そういう意味で西山はよく点を取ってくれたし良かったです。
── ナビスコが甲府に決まったと聞いているのですが、それも含めて今日のメンバーで勝てたことは大きかったと思うのですが?
まだそこまでは考えていないです。とにかくこのアウェイで、暑い中で勝って帰ることが、今回のメンバーにとっては貴重な経験になるので、一人一人がすごく感じた部分があると思います。ボールによらなかったらきっちりこられるし、一人一人が感じたものを、これから帰ってから活かしてもらえればいいと思います。