ゲーム記録・速報
対戦内容
- サテライト
- 2007シーズン
- 第3節
- vs.大宮アルディージャ
日時:2007年07月01日(日)14:00キックオフ 会場:等々力陸上競技場
2007 サテライト 第3節 vs.大宮アルディージャ:開催データ | |||||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
2,150人 | 曇、弱風 | 27.3℃ | 56% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
─ | 廣瀬 格 | 秋澤 昌治 | 佐藤 慎祐 | 清水 康嗣 | 大高 常勝 |
─ | ─ | 2007シーズン対戦記録 | |||
─ | ─ | 第3節(ホーム)/第5節(アウェイ) |
川崎フロンターレ[ホーム] | チーム | [アウェイ]大宮アルディージャ |
3 |
3 前半 0 |
2 |
高畠 勉 | 監督 | 中村 順(ヘッドコーチ) |
4 > 7 | 勝点 | 0 > 0 |
西山 貴永 10分 |
得点者 |
65分 若林 学 |
選手名 | 番 号 |
シュート数 | ポジ ション |
シュート数 | 番 号 |
選手名 | ||||
45 | 90 | 計 | 計 | 90 | 45 | |||||
相澤 貴志 | 21 | 0 | 0 | 0 | GK | 0 | 0 | 0 | 20 | 小林 康尚 |
飛弾 暁 | 18 | 0 | 1 | 1 | DF | 0 | 0 | 0 | 22 | 田中 輝和 |
薗田 淳 | 33 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 23 | 西村 陽毅 | |
大久保 将人 | 32 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 25 | 久米 康涼 | |
鈴木 達矢 | 25 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 7 | 柿沼 貴宏 | |
河村 崇大 | 6 | 0 | 0 | 0 | MF | 1 | 1 | 0 | 17 | 橋本 早十 |
養父 雄仁 | 20 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 4 | 勝野 洸平 | |
田坂 祐介 | 35 | 2 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 24 | 川辺 隆弥 | |
久木野 聡 | 23 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 26 | 島田 裕介 | |
西山 貴永 | 31 | 2 | 1 | 3 | ||||||
都倉 賢 | 27 | 1 | 2 | 3 | FW | 4 | 3 | 1 | 13 | 若林 学 |
3 | 0 | 3 | 14 | 森田 浩史 | ||||||
GK/植草 裕樹 | 22 | SUB | 31 | GK/柴崎 邦博 | ||||||
MF/木村 祐志 | 30 | 2 | 2 | 0 | 0 | 15 | MF/中里 壮太 | |||
MF/杉浦恭平 | 34 | 2 | 2 | 0 | 0 | 9 | FW/渡部 大輔 | |||
DF/樋口大(U-18) | 37 | / | ||||||||
DF/吉田 勇樹(U-18) | 38 | / |
経過 | 番 号 |
得点選手 | 分 | 得点経過 | 分 | 得点選手 | 番 号 |
経過 |
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中央 31 → 23 〜 → 31 〜 左足S |
31 | 西山 貴永 | 10 | 65 | 若林 学 | 13 | 中央 26 カット ↑ 13 右足S |
|
右 23 〜 中央 → 27 〜 → 35 左足S |
35 | 田坂 祐介 | 26 | 86 | 若林 学 | 13 | 中央 13 相手GK カット 左足S |
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中央 31 〜 → 23 〜 相手DF OWN GOAL |
─ | オウンゴール | 29 | |||||
[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート |
OUT | → | IN | 分 | 交代選手 | 分 | IN | ← | OUT |
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23 久木野 聡 | → | 30 木村 祐志 | 61 | 59 | 9 渡部 大輔 | ← | 24 川辺 隆弥 | |
31 西山 貴永 | → | 34 杉浦恭平 | 61 | 67 | 15 中里 壮太 | ← | 14 森田 浩史 | |
→ | ← |
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注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。 注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。 |
- 警告理由
- C1=反スポーツ的行為 C2=ラフプレイ C3=異議 C4=繰り返しの違反 C5=遅延行為 C6=距離不足 C7=無許可入 C8=無許可去
- 退場理由
- S1=著しく不正なプレイ S2=乱暴行為 S3=つば吐き S4=得点機会阻止(手) S5=得点機会阻止(他) S6=侮辱 CS=警告2回
先週に引き続き、等々力で行われたサテライトリーグ、大宮との一戦。この日も多くの観客がかけつけた。14:00キックオフ。
スターティングメンバーは都倉のワントップ、トップ下に久木野、右田坂、左に西山が前線に飛び出していく。河村と養父のダブルボランチ。最終ラインは鈴木-薗田-大久保-飛弾、GK相澤。立ち上がりから攻撃を仕掛けるフロンターレ。積極的にプレスをかけてボールを奪い、早い攻撃をかける。対する大宮はサイドを使い、高い2トップをターゲットにボールを入れてくる。大宮の2トップにサイドバックがケアしなければいけない状況を見て、フロンターレは4バックから3バックに変更。河村が最終ライン中央に下がり、鈴木がボランチへ。右サイドバックの飛弾が左アウトサイドへチェンジ。前線は都倉のワントップ、西山と久木野がシャドーという形へとシフト。すると10分、久木野が狭いスペースを狙ってスルーパス。パスを受けた西山が巧みな反転で最終ラインを突破。GKも冷静にかわしてボールをゴールへと流し込み、先制点を挙げる(1-0) さらに攻勢を続けるフロンターレは26分、中盤でボールを奪い、久木野がドリブルで一気にゴール前へ。スルーパスに反応した都倉がGKをかわして左サイドから折り返し。ゴール前に走り込んでいた田坂が難なく押しこみ、2点目を決める。(2-0) さらに29分にも大宮陣内へと押し込み、都倉のポストプレーから久木野がドリブル突破。これを止めようとした大宮DFの足に当たったボールがゴールへと吸い込まれ、オウンゴールを誘う。(3-0) 大宮もロングボールを入れてくるが、河村を中心に最終ラインがカバー。中盤では養父、鈴木が積極的にプレスをかけてボールを奪う。37分、早いリスタートから一気にゴール前へとボールを運び、パスをつないで都倉の下げたボールに鈴木が走り込みミドルシュートを放つが、これはゴール上へ外れる。フロンターレが試合のペースを握り、3-0で前半を折り返した。
川崎フロンターレ監督:高畠 勉
※公式発表なし
大宮アルディージャ監督:中村 順(ヘッドコーチ)
※公式発表なし
後半に入ると大宮が反撃。46分、左サイドのスペース使われ、若林が角度のないところからシュート。しかし、これはGK相澤がセーブ。ルーズボールも田坂がクリア。後半立ち上がりのピンチをしのぐ。48分、フロンターレの攻撃。田坂が右サイドをドリブル突破。深い位置から折り返しを入れ都倉がヘディングで狙うが、DFに体入れられてシュートはゴール上へ外れる。後半は焦らずにボールを回しながら、じっくりと攻撃をかけるテーマを持って臨むフロンターレ。55分、自陣からカウンターをかけて養父から都倉へ。都倉がドリブルをしかけてDFのファールを誘い、ペナルティーエリア前右角でフリーキックのチャンスを得る。しかし、西山が直接狙ったボールはゴール上へ外れる。前半よりも前に重心に置いて攻撃をしかける大宮。しかし、中盤で粘り強くボールを追ってチャンスの芽を積んでいく。61分、西山、久木野に代わって木村、杉浦がピッチへ。そのまま2シャドーのポジションへ。しかし66分、中盤で攻撃にかかるところをカットされ、縦パス一本で一気にピンチ。GK相澤が飛び出すが若林に頭上をループシュートで抜かれて失点を許す。(3-1) 攻め急ぐ時間帯ではなかっただけに、もったいない失点となった。67分、田坂が右サイドをドリブル突破。深い位置からグラウンダーのクロス。このボールを逆サイドの飛弾が左足でシュートを放つがゴール上へ外れる。69分には左サイドの飛弾からいいクロスが入り、ゴール前で木村がヘッドで叩き付けるが、バウンドしてこのシュートもゴール上へ外れる。73分、杉浦が自陣でボールカット。ロングボールを都倉につなぐが、これは惜しくもオフサイドの判定。75分には、大久保からのパスを都倉がヒールで流し、右サイドに流れた木村のボールを都倉が左足で合わせるが、シュートはうまくフィットせず。暑さのなかでこう着状態が続いて迎えた86分、薗田からのバックパスをGK相澤が前線に蹴り出そうとするが、若林に詰められてもったい失点を許してしまう。(3-2) 最後は大宮のパワープレーをしのいで3-2で勝利。
点を取りにいったときの迫力はトップチームも顔負けの爆発力を持つが、裏を取られたときの対応や過酷な状況での集中力の持続という点で課題が残るゲームとなった。
大宮アルディージャ監督:
中村 順(ヘッドコーチ)
※公式発表なし
── 試合を振り返って
最初はボランチだったが、すぐに高畠コーチから指示があり、リベロに入った。集中していこうと周りに声をかけながらプレーしたが、してはいけない失点をしてしまった。2点とも自分たちのミス。条件は相手も一緒なので、暑さは言い訳できない。今日はディフェンスに関してはまったくダメ。
── 試合を振り返って
ディフェンスが4枚というのはチーム全体でやっていること。前の試合でもやっていたし、その後のシステムの変更も問題なくできたと思う。前半少し動きが少なかったが、90分通して長い距離を走るというのが自分の特徴だと思う。少しできた部分もあったが、まだまだ足りない。後半は2失点したが1発でやられたもの。仕方がないというわけではないが、崩されたわけではないので、ものすごく悪かったという印象はない。むしろ後半の方がボールの動かし方はよかった。リーグ戦が中断になったが、個人的に前半戦は結果を出せなかった。しっかりアピールできるよう新たな気持ちで後半戦に臨みたいと思う。
── 試合を振り返って
前半に3-0になり楽になったことで、後半少し間延びしてしまったように思う。点が入ってからは少し守備的になったので前に行くよりもサイドチェンジが多くなった。後半の戦い方については、集中をもっと高めることが課題。個人的には自分の型に入ったときは球際には負けない自信がある。前節ゴールを決められたし少しずつ試合の経験も積んできたので、きょうもゴールにつながるパスを出そうと思いピッチに入った。
── 試合を振り返って
前半で決まっていた、決めなければいけない内容の試合。後半追加点が取れないながらも自分たちの形でゲームは進められていたが、自分たちのミスからピンチになるような時間帯ができてきて、その中で失点。相手が勢いづいてきてしまって、その中で勢いを消しながらプレーする。後ろからもっと冷静に試合を見て、そういう時間帯だからこそ簡単にやればいいところで個人的なイージーなミスで2失点目。結果、最後まで苦しい時間帯が続くことになってしまった。自分の中ではいいプレーができた時間帯はあった。それだけにああいうミスは反省しなくてはいけない。二度と繰り返さないよう、こういうミスが起こってくれて、確認ができてよかったと振り返って思えるようなプレーを、もしチャンスをもらったらリーグ戦・ナビスコカップで出していきたい。
── 試合を振り返って
立ち上がりはなかなか絡めていなかったが、ニシくんとの2シャドーの形になってからは連動して動けたり、相手ディフェンスと中盤の間で引き付けてからパスを出したりできた。ただ、シュートがなかなか打てていないのでもっと強引にいくのが課題。3点目は結果はオウンゴールだったが、相手が開いていたので、中に強引にいくことができた。あれは、僕としては自分のゴールだと思って満足している。
── 試合を振り返って
今年初めてボランチでの試合出場だったので嬉しかったし、自分のプレーをアピールしようと思った。守備については自分のペースで奪いにいくこと、攻撃についてはリズムを作ってさばいていくことを心がけた。守備については、ある程度狙いどおりのプレーができた。失点については自分達のミスだったので今後はなくしていきたい。追加点のチャンスもあったので、もっと楽な展開にするべきだった。とにかくボランチでもサイドでもセンターバックでも与えられたポジションでアピールしていきたい。
── 試合を振り返って
スタートは4-2-3-1で前の選手同士の距離が離れていてうまくいかなかったが、1トップ2シャドーになってからはニシ君と久木野でいい距離感を作って攻撃のリズムが生まれた。自分が動かず引かず前線に張って、最終ラインとボランチの間で仕事をすることを心がけた。ボールをもらうときに次のイメージができているときはミスなくやれるが、イメージ外のボールがきたときに判断のスピードが遅い。技術や判断力をもっと上げていきたい。
── 試合を振り返って
そのまま2シャドーの位置、都倉君の後ろに入るよう。勝っているのでボールをつないでいくようにと言われて入った。何回が作れたが、もっと多くの決定機を作り得点に結びつけなければいけない。FKももっと練習します。これからもっと試合に出れるように日々努力して頑張っていきたいと思う。
── 試合を振り返って
先週のサテライトの試合は引き分けだったので勝ててよかった。フォーメーションが変わって、その流れでFWに入ったら久木野から良いパスがきた。最近、コンディションも良く、楽しく練習がやれている。サテライトでもしっかり結果を残して、トップチームでの出場を見据えたい。
── 試合を振り返って
4バックでスタートしたが、すぐに3バックに変わった。どんなスタイルでもできるようにしなければならないが、薗田と2人で2ストッパーとなって河村さんが完全に後ろで余る形だったので、やることはっきりしていた。相手が大きいFWだったが、3センチ高いのならその分飛べばいいと開き直ってマッチアップについた。個人的には90分間出場したということが前進。
── 試合を振り返って
4バックから3バックに変わったが、自分は試合に出ていない立場なので、どんなポジションもできなければ今のサッカーではチャンスがなくなってしまう。どこに入ってもそつなくこなせるようにしていきたい。個人的には大型であまり動かない選手の方がマークがしやすい。堅実に守りながら、チャンスがあればどん欲にビルドアップや攻撃にも絡みたい。
── 試合を振り返って
先週のサテライトの試合よりも長い時間出してもらえた。積極的にプレーをして得点に絡みたかった。自分にもシュートチャンスがあったのに外してしまった。悔しいです。スタメンから出られるようにトレーニングから頑張りたい。
── 試合を振り返って
ゴールはほとんど都倉の得点。長い距離を走ってゴール前に詰めることができた。積極的にプレーして自分の良さは出たとは思うが、最後の部分、クロスやパスの精度をもっと上げていかないと。大学サッカーとJリーグでは試合のペースがまったく違うが、試合勘ということを含めてだいぶ慣れてきた。
対戦内容
- ヤマザキナビスコ
- 2007シーズン
- 準々
- vs.ヴァンフォーレ甲府
日時:2007年07月07日(土)18:30キックオフ 会場:山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場
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現在の試合状況:
試合終了
更新:07/12/12 17:56
前節終了時の累積警告
2枚 4/井川 祐輔
1枚 19/森 勇介
今節の出場停止
なし
[総評]
最初は新潟戦の後半のように4-2-3-1という形でやっていました。ただ、相手の2トップに対してとクロスの対応のところで、サイドバックが対応しなくてはいけないというところを危惧していたので、相手はサイド攻撃が主というか特徴なので、それに対応するために河村を下げて真ん中にして、達矢を上げて3バックの形に。都倉の1トップでニシと久木野の2シャドー。その形がうまいことハマって、3点入ったところはよかった。新潟戦からの課題もあったので、崩しという点ではできたかなと思います。後半3-0になってから言ったのは、プレーを急ぎ過ぎないように。無理に点をとりにいくのではく、ボールをポゼッションしながら、しっかりとラインを形成しながら崩してシュートで終わろうと。相手にあわせるのではなく、うちのやり方を考えようと。その辺を言っていたが、どうしても時間帯・状況に関係なく、ガツガツして急ぎすぎたという印象もあります。その辺はもう少しゲームの流れ・状況判断をして、ゆっくりとプレーしてもらいたいなと思います。2失点に関しては、ミスから。いかに90分集中を持続させるか。カウンターを受けないように、受けてもカバーリング、その辺を継続してトレーニングしていきたいなと思います。
[質疑応答]
── 特別指定選手の田坂選手の突破が目立ったが
大学ではサイドハーフ。うちではサイドバックやウイングバックをやってもらっています。もともと攻撃的な選手ですが、ディフェンスのセンスもよくて、右サイドの職人としてこちらの要求にも十二分に応えてくれているなと思っています。
── サポーターへ
ホームの試合は今日で最後、勝利で勝点3をプレゼントできホッとしています。サテライトのアウェイ、トップのリーグ戦、ナビスコカップと試合が続いていきますので、トップ・サテライト共々これからも応援よろしくお願いします。