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対戦内容

  • Jリーグディビジョン 1
  • 2011シーズン
  • 第7節
  • vs.ベガルタ仙台

ホームゲーム

日時:2011年04月23日(土)14:04キックオフ 会場:等々力陸上競技場

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この試合の開催データ

2011 Jリーグディビジョン 1 第7節 vs.ベガルタ仙台:開催データ
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
15,030人 雨、中風 17.5℃ 83% 全面良芝、水含み 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
田中 佳孝 柏原 丈二 相樂 亨 穴井 千雅 佐藤 貴之 大高 常勝
過去の対戦成績(J1) 過去の対戦成績(J2) 2011シーズン対戦記録
1勝1分0敗/4得点3失点 8勝2分2敗/29得点14失点 第7節(ホーム)/第30節(アウェイ)

ゲーム公式記録

川崎フロンターレ[ホーム] チーム [アウェイ]ベガルタ仙台
1

1 前半 0
0 後半 2

2
相馬 直樹 監督 手倉森 誠
3 > 3 勝点 1 > 4

田中 裕介 37分

得点
選手/時間

73分 太田 吉彰
87分 鎌田 次郎

選手名
シュート数 ポジ
ション
シュート数
選手名
45909045
杉山 力裕 28000 GK 000 16 林 卓人
田中 裕介 3112 DF 10125 菅井 直樹
井川 祐輔 4000 0005 曺 秉局
横山 知伸 18000 2112 鎌田 次郎
小宮山 尊信 8000 00027 朴 柱成
柴崎 晃誠 19101 MF 00014 高橋 義希
稲本 潤一 20011 00010 梁 勇基
登里 享平 23000 1016 角田 誠
中村 憲剛 14011 21115 太田 吉彰
矢島 卓郎 9000 FW 000 24 赤嶺 真吾
山瀬 功治 13101 000 11 関口 訓充
 
GK/相澤 貴志 1     0 SUB 0     1 GK/桜井 繁
DF/菊地 光将 17     0 0     23 DF/田村 直也
DF/田中 雄大 24     0 0     20 MF/マックス
MF/田坂 祐介 6   0 0 0 0   31 MF/斉藤 大介
FW/ジュニーニョ 10   0 0 0 0   17 MF/富田 晋伍
FW/棗 佑喜 21   0 0 0     8 MF/松下 年宏
FW/久木野 聡 29     0 0 0   13 FW/中島 裕希
経過
得点選手 得点経過 得点選手
経過

右 14 → 23 → 13 → 中央 3 右足S

3 田中 裕介 37 73 太田 吉彰 15

中央 24 相手DF こぼれ球 カット → 15 右足S

87 鎌田 次郎 2

右 直接FK 10 ↑ 中央 2 ヘディングS

[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート

OUT IN 交代選手 IN OUT
13 山瀬 功治 6 田坂 祐介 66 62 13 中島 裕希 14 高橋 義希
9 矢島 卓郎 10 ジュニーニョ 78 74 31 斉藤 大介 5 曺 秉局
23 登里 享平 21 棗 佑喜 87 76 17 富田 晋伍 15 太田 吉彰
警告・退場
選手名/理由
C2 20 稲本 潤一 76
  
  
  
  
  
45 90 データ 90 45
3 3 6 シュート 6 2 4
7 2 9 GK 10 6 4
3 0 3 CK 7 4 3
9 6 15 直接FK 10 2 8
3 0 3 間接FK 4 2 2
3 0 3 オフサイド 4 2 2
0 0 0 PK 0 0 0
警告・退場
選手名/理由
42 C2 6 角田 誠
  
  
  
  
  

注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。
注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。

警告理由
C1 = 反スポーツ的行為 C2 = ラフプレイ C3 = 異議 C4 = 繰り返しの違反 C5 = 遅延行為  C6 = 距離不足
C7 = 無許可入 C8 = 無許可去
退場理由
S1 = 著しく不正なプレイ S2 = 乱暴行為 S3 = つば吐き S4 = 得点機会阻止(手) S5 = 得点機会阻止(他)
S6 = 侮辱 CS = 警告2回

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他会場の開催結果

2011 Jリーグディビジョン 1 / 第7節 >利用規約をご確認ください

日 程 対戦 会 場 キックオフ 入場者数 結果
2010年
4月23日(金)
鹿島 vs 横浜FM 国立 14:00 15,688 0 - 3
大宮 vs 柏 NACK 14:00 8,441 0 - 1
甲府 vs 神戸 中銀スタ 14:00 6,893 1 - 1
清水 vs 福岡 アウスタ 14:00 11,025 1 - 0
2010年
4月24日(土)
山形 vs C大阪 NDスタ 13:00 8,551 0 - 0
新潟 vs 磐田 東北電ス 13:00 33,662 1 - 1
広島 vs G大阪 広島ビ 13:00 18,788 4 - 1
浦和 vs 名古屋 埼玉 14:00 42,767 3 - 0

ゲームをとことん!

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モバフロだけ!試合前選手コメント

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ゲームレポート

東日本大震災の影響により約1ヶ月半ほど中断されていたJリーグが再開。初戦の対戦相手は仙台。並々ならぬ決意で等々力に乗り込んできた相手に対し、自分たちの持てる力をすべて出し切ることができるか。ときおり強い雨が降り、強風が吹く等々力陸上競技場。14:04キックオフ。

前半[0分>45分]

フロンターレのスターティングメンバーは、矢島と山瀬の2トップ、中盤右に登里、左に中村、稲本と柴崎のダブルボランチ、小宮山-横山-井川-田中裕の最終ライン、GK杉山。立ち上がりは雨の影響もあり、なかなかボールが落ち着かない展開。3分、仙台の攻撃。ミスを拾われ関口にドリブル突破を狙われるが、井川がスライディングでブロック。5分には太田にドリブルで持ち込まれミドルシュートを打たれるが、ボールはゴール左に外れる。7分、フロンターレの攻撃。相手陣内でボールを奪い返すが、前線の山瀬には届かず。9分、仙台の攻撃。関口に左サイドからアーリークロスを入れられるが、誰も触れずゴールラインを割る。10分、フロンターレの攻撃。中村からパスを受けた小宮山が左サイドから折り返し。矢島がニアサイドに飛び込むがシュートは枠を外れる。12分、仙台の攻撃。早いリスタートからカウンターを浴び太田にクロスを狙われるが、稲本が戻ってカバーに入る。15分、右サイドからのフリーキック。梁からのボールを鎌田にヘッドで合わされるが、シュートはゴール右に外れる。危ない場面だった。17分にも梁のフリーキックを角田にヘッドで合わされるが、このシュートはGK杉山の正面。18分、フロンターレの攻撃。早いリスタートから一気に仙台ゴールに迫るが、山瀬のシュートはうまくミートせず。

21分には左サイドから崩しをかけ、小宮山がクロス。柴崎がニアサイドに飛び込み右足を合わせるが、シュートは惜しくもゴール右に外れる。26分、左サイド中村とのパス交換から山瀬がシュートに持ち込むが、これはゴール左に外れる。30分、田中裕、山瀬と連続して右サイドから攻撃をしかけるが、クロスはDFにブロックされる。32分、自陣でボールカットした小宮山が長い距離をドリブル。パスを受けた登里の折り返しに矢島が合わせるが、これはファールの判定。34分、仙台の攻撃。ルーズボールに反応した菅井に右サイドからミドルシュートを打たれるが、このボールはゴール左に外れる。そして迎えた37分、中村からパスを受けた登里が右サイドからスルーパス。右サイド裏のスペースに抜け出した山瀬が折り返しを入れ、ゴール前に走り込んできた田中裕が右足を合わせて先制点を挙げる。(1-0) 40分、中央からのフリーキックの場面。意表を突いて稲本がシュートを放つが、DFにブロックされる。45分、中村の右コーナーキックをゴール前で登里が合わせるが、シュートはDFにブロックされる。45分、直後に仙台にカウンターを狙われるが、関口のドリブル突破は田中裕が対応。一進一退の攻防が続くなか、攻撃のリズムが出てきたフロンターレが先制。1-0で前半を折り返した。

ハーフタイムコメント

川崎フロンターレ:相馬 直樹 監督

ボールが動いている間に動きが止まっている部分がある。意識しよう。決して受けない。勇気をもってプレーしていこう。雨、風、ピッチコンディションをしっかりと考えて。


ベガルタ仙台:手倉森 誠 監督

自分たちのサッカーはできている。前半同様に戦うこと。残り45分間、強い気持ちで最後まであきらめずにプレッシャーをかけつづけよう。

後半[45分>90分]

47分、フロンターレの攻撃。矢島が前線で粘るが、縦パスを受けた山瀬はファールで止められる。49分、左サイド稲本がボールキープ。スルーパスを送るが、抜け出した山瀬は惜しくもオフサイド。53分、仙台の攻撃。左サイドから梁にドリブル突破をしかけられるが、ここは田中裕が落ち着いて対応。58分、フロンターレの攻撃。中央の稲本を起点に左サイドへ展開。小宮山のクロスはクリアされるが、ボールを奪い返し中村がミドルシュートを放つがゴール上に外れる。61分、仙台の攻撃。スルーパスに反応した太田が抜け出してくるが、小宮山が体を入れてGK杉山がキャッチ。62分、フロンターレの攻撃。山瀬が前線で粘り、こぼれ球を拾った矢島がドリブルで抜け出すがシュートには持ち込めず。64分、ボールをつないで稲本が左足でミドルシュートを放つが、うまくミートせず。66分、山瀬に代わり田坂がピッチに入り、中村がトップ下のポジションへ。69分、フロンターレの攻撃。中盤から田坂がドリブル。右サイドで中村とのパス交換からクロスを入れるが、惜しくもDFにブロックされる。70分、仙台の攻撃。ゴール前に圧力をかけられ押し込まれるが、井川がスライディングでクリア。

しかし迎えた72分、左サイドから崩しをかけられ太田にシュートを打たれ、このボールがDFに当たってコースが変わり、同点に追いつかれる。(1-1) 75分、フロンターレの攻撃。中盤で田坂がボールキープ。右に流したボールに走り込んだ田中裕がミドルシュートを放つが、ゴール左に外れる。77分、フロンターレの攻撃。中盤から登里がドリブル突破。左サイドからの折り返しを中村が戻し、田坂がシュートを狙うが惜しくもDFにブロックされる。78分、矢島に代えてジュニーニョがピッチへ。80分、フロンターレの攻撃。中盤でボールを奪い返し中村から縦パスを受けたジュニーニョがドリブル突破。しかし、ここはDFにファールで止められる84分、小宮山が左サイドをドリブル突破。クロスのクリアボールを拾い、中村が右サイドから折り返し。ニアサイドでジュニーニョが合わせるが、DFにブロックされる。85分、ボールをつないで攻勢をかけるが、ことごとく仙台ディフェンスにはね返される。86分、登里に代えてプロ初出場の棗を投入。しかし迎えた87分、仙台の攻撃。右サイドからのフリーキックの場面。梁からのボールを鎌田にヘッドで合わされ、勝ち越し点を奪われる。(1-2) ロスタイム、反撃をかけるフロンターレだが仙台から追加点を奪えず。試合は1-2でタイムアップ。

粘り強く戦いながら前半のうちに先制点を奪ったものの、仙台の追い上げを止めきれずに失点。さらに終了間際に決勝点を奪われ、ホームで逆転負けを喫してしまった。チャンスでゴールを奪い切る決定力、相手に圧力をかけられたときの流れの取り戻し方といった課題が出た再開初戦となった。

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試合終了後 監督コメント

hc

[総評]

再開のゲーム、そして仙台という特別な相手というゲームで、こういう結果になってしまったことは非常に残念に思っています。本当に気持ちの面で、負けることがないようにという話を選手たちにして、そういう中で臨んだんですが、同点ゴールにしても、最後のところにしても、相手の執念、勝ちたい気持ちに上回られてしまったのかなというふうに感じます。ただ、決して内容としてもそれほど悲観するものでもなかったと思っています。ただ、勝ち切るにはこれだけ難しい相手。今日の仙台は非常に、多分今シーズンで一番難しい試合になるかもしれないと言って選手を送り出したんですが、事実そうなってしまって残念ではありますが、そこを上回るだけのものを今後付けていくようにしたいと、今は思っています。以上です。

[質疑応答]
── 仙台が2トップになったあと、DFのファールが増えて、結果的にFKから失点してしまいましたが、その点についてはいかがお考えでしょうか。
2トップになってからというよりも、中盤、全体でボールを自分たちが少し拾えなくなってしまったという部分が大きかったと思います。持っているボールも、一つ一つのところで、少しこちらが止まり始めたところが、向こうはサイドのところで一つ一つ反応が早くなっていったなという事は感じています。そこが最終的にそうなったのかなと思っています。

ベガルタ仙台 監督
手倉森 誠

[総評]

終わった後、感極まって涙が出てしまいました。あの、ホントにここに辿りつくまでゲームがスタートしてみないとわからない、という状況で終わってみれば最高の勝ち方で、勝点3を取れたという所に感激しています。今日のゲームは、チームで話をしたのは、とにかく注目されているゲームで、注目されているチームとして、こうやってアウェイからスタートするのは我々のアドバンテージであるという話をしました。それにはやっぱりアウェイの戦い方をきっちりする事。コレクティブに手堅い守備から隙を突くというやり方を心がけてやれたからです。もしこれが逆のホームの立場であれば、もっと果敢に行かなければならなかっただろうし、そういった意味でイケイケにならないゲームになったのはアウェイでスタートできたからかなと思います。先制点を取られて、2点目を取られていれば本当に厳しいゲームになっていたと思いますが、体を張って、最少失点で抑えて、まず追いつけたときにチームに勢いが生まれてサポーターの後押しもあって、東北の、被災地の我々のチームに対しての日本全国からの思いというのがね、あのボールに乗り移って勝たせてもらったのかなと思います。本当にいいスタートが切れたので、これをやり続けていきたいと思います。以上です。

[質疑応答]
── 公式戦で初めて4-3-3という布陣を試したことの手応えと、ベンチに田村を含めてボランチができる選手を4人入れたところの狙いは?
まず今日は、本当にチームの連動性、流動性を表現できるのかどうかを試したかった。強い相手に対して、それが通用すれば自信になるだろうし、通用しなければ4-4-2に戻せばいいかなというくらいの気持ちでね。そうなったときにボランチの役割が非常に高くなる。アンカーになるのか、両サイドでどんどん攻撃に絡まなければならないのか、というところで。で、強敵のフロンターレを相手にするときは、守備で追い回さなければならないという事を考えれば、そこは消耗する場所かなと。今日はそういうメッセージも込めて、ボランチ全員をメンバーに入れました。
── 中島裕希を入れてから2トップのような形になったと思います。そこから流れが変わったように監督はお思いでしょうか?
ワントップ、赤嶺でどこまで行けるのかが今日のポイントでしたね。2トップになるのは、一応ビハインドだったり0-0だったりした時の仕掛けのポイントとして中島にもそいう話をしていたし。ちょっと相手のCBが赤嶺に対してもファールが多くなってきたのが見えてきたので、それを2トップにしたらもしかしたらバイタルエリアでFKもらえるかなと。それでスイッチを入れました。2トップにしました。少しは混乱させることが出来たかなと思います。
── 太田選手の具合はどこを痛めているのでしょうか。
足が吊っただけです。あそこまで来ると残りの時間を考えれば、足を吊ってるやつよりも元気にボールに行けるやつの方が大事になってくるので、そこで富田を入れて、バイタルだけはあげないようにと。やるだけはやりました。
── 試合前に川崎のサポーターが、フラッグを用意してくれていたんですが、そちらの感想をお願いします。
ホントに、ここに辿りつくまでにいろんなチームの支援、そういった支えがあってここにこれて、今日の試合の雰囲気もどういう状況になるかわからないという中で、もともとフロンターレのサポーターとベガルタのサポーターが非常にフレンドリーだって話は知っていましたし、ただ、その友好的な所にボクたちがすこし寄りかかってはね、やばいなという気持ちもありながら。だけど非常にいい雰囲気でゲームをさせてもらったので、本当に雨風あってもそういった雰囲気を作ってくれたフロンターレの関係者に感謝しながら次のゲームに進んでいきたいなという思いです。
── 東北の被災地を勇気づける勝利になったと思いますが。そのへんの思いを
ホント、試合が終わったときにうちのチームには、はっきり言って宮城県人が大久保、東北人の菅井とか数少ない中で、オレも青森県人の東北人で、ベガルタに居る選手が本当に東北のためにやってくれたという風に考えたらなんか涙が溢れてきたので。ホントにこういった勝利をね、でこういった戦い方を続ける事が本当に、一日でも早く東北が元気になればいいと思うし、自分たちがこうした戦いを一生懸命に続けてね、少しでもいい順位に付けられれば、そのシーズンが終わった頃の東北というのがね、限りなく進んでいると思うし、お互いにそういう事を常に意識した一年にしていきたいと思います。

試合終了後 川崎選手コメント

川崎フロンターレ:田中 裕介

── 試合を振り返って
シュート自体が少ないという試合展開の中での2失点を反省して次に生かしていかなくてはいけない。結果的に決勝点は最も警戒していたセットプレーからだった。相手は並々ならない決意を持って挑んでくることは分かっていた。そういうチームに打ち勝っていかないと、目標にしている優勝・タイトルには届かない。去年も取りこぼしが多かったと思うし、今日のような試合を落としちゃいけないと思う。結果が悔しい。ただ、最後まで持てる全力は出したし、出し切れなかったという悔いはない。まだまだ力不足ということ。

川崎フロンターレ:井川 祐輔

── 試合を振り返って
警戒していたセットプレーでやられてしまったというところが残念。タイトルを目指しているうちにとって、仙台というどこよりも強い気持ちを持って向かってくる対戦相手に対して、今日は絶対に勝たなければいけない試合だった。ロングボールが増えてセカンドボールの拾い合いになる前に、もう1点、2点を取れるチャンスはあった。1-0になってからの試合展開に課題が残った。等々力でサッカーができる幸せを感じた今日、これからも毎日精進していくという気持ちを新たにしたい。

川崎フロンターレ:田坂 祐介

── 試合を振り返って
監督からは、長いボールが多くなっているのでセカンドボールを拾うようにといわれていた。守備ではボランチのところをケアして、攻撃のときは積極的に前に出て行くようにという指示だった。相手がロングボールが多かったので、まず拾って落ち着かせるというところから攻撃がはじまる。それがうまくできていなかった時間帯があった。ボールを下でもらってつなげた場面もあったので、その時間を延ばしていけばチャンスも多くなる。そこは意識していきたい。相手の勢いがあるときに自分たちがどうリアクションをとるか。プレーの質も精度を高めていかなきゃならない。今日の負けを引きずらないように次の試合に向けて準備をしていきたい。

川崎フロンターレ:小宮山 尊信

── 試合を振り返って
うちとしては一番悔しい形での負け試合。ホームで逆転負けはあってはいけない。相手の気迫はすごかったことは当然想像していたこと。一瞬の集中力が切れたときにやられてしまった。後半、疲れからかチーム全体の足が止まってしまった。その中で後手に回る守備が増えて、相手にセットプレーを与える場面が多かったと思う。全国の皆さんが楽しみにしていたこの試合、素晴らしい雰囲気を作っていただき、僕たちは一つひとつのプレーに全力を出した。それに関してはやったと言い切れる。

川崎フロンターレ:矢島 卓郎

── 試合を振り返って
ミスからボールを失うことが多かった。連動しながらいい形で前に動いていくという形も失点するまではできていたが徐々にそれができなくなってしまった。今日の試合で出た課題は、個人的なミスをもっと減らしていきたいということ。コンパクトにまとまるというチームのやり方をしっかり継続していかないと、今日のように間延びしてしまったときに失点してしまう。ただ、すごくいい雰囲気でサッカーをできたことは良かった。川崎のサポーターも仙台の皆さんも、雨の中足を運んでいただき、素晴らしい雰囲気を作り上げてくれた。

川崎フロンターレ:ジュニーニョ

── 試合を振り返って
仙台の選手のモチベーションは高かったが、それはゲームをやる前から理解していたこと。ピッチは良かったが雨と風が強く、難しいゲームになってしまった。サポーターの期待に応えられず残念。ピッチに立った11人でもなく監督でもなく、今日はチーム全体として負けてしまった。ただ、頭を下げていても仕方がない。またしっかりトレーニングをして、次のゲームに向かっていきたい。個人的には15分間ではなかなか難しく、何もできなかった。もっと早く出たかった。公式戦は練習試合とは全然違う。公式戦をやっていけば、徐々にコンディションは上がっていくと思う。

川崎フロンターレ:山瀬 功治

── 試合を振り返って
結果として1-2で負けてしまったので、今日の試合のふり返れば反省しなきゃいけないところがある。ただ結果は結果でしっかり受け止め、次につなげていくことが大事。前半途中から相手を押し込み緩急をつけた攻撃ができていたが、後半それができなくて残念。ひさびさの試合で当然サポーターのテンションも高かっただろうし、相手が仙台ということもあり違いはあったかもしれない。ただ、個人的にはとくに意識せず、いつも通りやれた。ただ、まだリーグ戦2試合が終わっただけ。悲観的になっている場合じゃないし、これから連戦が続く。長いシーズン、こういうこともある。結果は受け止め、しっかり切り替え、ここからチームとして、個人としてどうしていくかが大事になる。アシストは相手がユースケだとは思わなかった。最初ヤジに出そうと思っていたらDFに2枚つかれていたので、視界の外から入ってきた選手がいたので出したらユースケだった。

川崎フロンターレ:中村 憲剛

── 試合を振り返って
結果が悔しい。ホームで逆転負けというのはあってはならないこと。相手が点を取りにきたときに、カウンターのチャンスもあった。でも、せっかくカウンターをしているのにそこでボールを奪われて逆にカウンターを食らってしまうというシーンが後半出始めた。カウンターのカウンターというのが多過ぎたと思う。

川崎フロンターレ:柴崎 晃誠

── 試合を振り返って
気合いが入っている仙台に対して受け身にならず、自分たちからしかけていこうという意識で試合に入っていった。前半うまく先制することができたが、後半相手の勢いに負けてしまい逆転されてしまった。やっていること自体は悪くないが、攻撃面でゴール前のシーンをもっと増やすことが課題。ピッチコンディションは相手も同じだが、スリッピーでミスが多かった。相手の時間帯になったときに自分たちがどうやっていくかだと思う。

川崎フロンターレ:稲本 潤一

── 試合を振り返って
こちらからフォワードに対して入れたボールに対してのチェックの早さ、強さ、そこを一つ挙げても向こうの勢い、出足の早さもあった。走って満足しているのではなく、その後にどう走るかということをやり続けていたチームが勝った。

川崎フロンターレ:棗 佑喜

── 試合を振り返って
ニュースや新聞などでも取り上げられていて、今日の試合が持つ意味の重さはわかっていたし、ベンチから見ていて両チームともにすごく気合いが入っていた。監督からは裏のスペースを狙ってゴールを取りにいけという指示だった。個人的には少しの時間だったかもしれないが、使ってくれた監督に感謝したいし、その期待に応えるために、サポーターのために結果を出していかないと。本当に自分がふがいない。練習試合に出させてもらったときにも感じていたことだが、サポーターが心から応援していることをピッチで感じていたし、今日も等々力もすごくいい雰囲気で自分たちを迎え入れてくれた。これからも出場時間が長かろうが短かろうがどんなチャンスにでも食らいついて、少しでもチームに貢献できるような働きをしていきたい。

川崎フロンターレ:登里 享平

── 試合を振り返って
序盤は少し落ち着かなかったが、練習試合でも立ち上がりが課題だったので、そこは我慢していこうと話し合っていた。チームとして悪い流れになったときに、どうやってリズムを変えていくか。そういうときは運動量を増やしたり、スペースで受けたりして効率良くやっていけば、フィニッシュの回数を増やしていける。自分がそういうプレーをしたかったが、相手が引いて来てピッチコンディションもあってなかなか難しかった。連動していい形で攻撃終われるようにしないと、奪われ方が悪くなりカウンターを受けてしまう。自分が裏に出て周りの選手をもっと引き出せれば良かった。

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ゲームフォト・ギャラリー

  • MF20/稲本潤一選手
  • 試合前の集合写真
  • 黙祷
  • MF13/山瀬功治選手
  • FW9/矢島卓郎選手
  • MF18/横山知伸選手
  • MF19/柴崎晃誠選手
  • DF8/小宮山 尊信選手
  • DF3/田中裕介選手
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  • DF4/井川祐輔選手
  • MF23/登里享平選手
  • DF4/井川祐輔選手
  • 前半37分、田中選手のゴール!
  • 先制点に沸き上がるフロンターレサポーター
  • GK28/杉山力裕選手
  • MF18/横山知伸選手
  • MF23/登里享平選手
  • MF13/山瀬功治選手
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  • FW10/ジュニーニョ選手
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  • Jリーグ再開初戦は残念ながら黒星スタート
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  • OBチーム挨拶
  • 選手入場!
  • OBチーム挨拶
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MF20/稲本潤一選手

frontales

対戦内容

  • J1リーグ
  • 2011シーズン
  • 第8節
  • vs.名古屋グランパス

アウェイゲーム

日時:2011年04月29日(金・祝)19:00キックオフ 会場:名古屋市瑞穂陸上競技場

現在の試合状況

試合終了

更新:12/03/09 15:07

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この試合のTVオンエア情報

前節終了時の累積警告

  • なし

今節の出場停止

  • なし

2011 J1リーグ順位表
(本節終了時)

順位 チーム 勝点 得失数
1 浦和 70 +28
2 鹿島 69 +21
3 G大阪 66 +34
4 清水 61 +20
5 川崎 53 +18
6 新潟 51 +3
7 50 +11
8 横浜FM 49 +19
9 神戸 46 +10
10 磐田 46 -5
11 千葉 42 -3
12 名古屋 42 -4
13 F東京 42 -10
14 大分 38 -20
15 大宮 34 -16
16 広島 31 -27
17 甲府 27 -31
18 横浜FC 13 -48

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