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対戦内容

  • ヤマザキナビスコカップ
  • 2013シーズン
  • 準々決勝 第1戦
  • vs.ベガルタ仙台

ホームゲーム

日時:2013年06月23日(日)18:00キックオフ 会場:等々力陸上競技場

ゲームトップ画像

この試合の開催データ

2013 ヤマザキナビスコカップ 準々決勝 第1戦 vs.ベガルタ仙台:開催データ
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
10,711人 曇、弱風 24.8℃ 62% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
大澤 隆 松尾 一 中野 卓 大川 直也 榎本 一慶 大高 常勝

ゲーム公式記録

川崎フロンターレ[ホーム] チーム [アウェイ]ベガルタ仙台
2

1 前半 0
1 後半 1

1
風間 八宏 監督 手倉森 誠
─ > ─ 勝点 ─ > ─

小林 悠 36分
レナト 77分

得点
選手/時間

90+3分 松下 年宏

選手名
シュート数 ポジ
ション
シュート数
選手名
45909045
杉山 力裕 1000 GK 000 16 林 卓人
田中 裕介 3101 DF 00025 菅井 直樹
實藤 友紀 15000 1102 鎌田 次郎
中澤 聡太 7000 1015 石川 直樹
登里 享平 23011 21128 蜂須賀 孝治
山本 真希 6011 MF 00017 富田 晋伍
稲本 潤一 20000 3218 松下 年宏
森谷 賢太郎 19112 11011 太田 吉彰
レナト 10022 10110 梁 勇基
小林 悠 11213 FW 202 18 ウイルソン
大久保 嘉人 13000 110 24 赤嶺 真吾
 
GK/西部 洋平 21     0 SUB 0 0   1 GK/桜井 繁
DF/井川 祐輔 4     0 0     3 DF/渡辺 広大
DF/福森 晃斗 22     0 0 0   23 MF/田村 直也
DF/山越 享太郎 25     0 0     15 MF/ヘベルチ
MF/風間 宏希 31     0 0     19 FW/武藤 雄樹
MF/風間 宏矢 24     0 0 0   9 FW/中原 貴之
FW/パトリック 18   2 2 0     13 FW/柳沢 敦
経過
得点選手 得点経過 得点選手
経過

右 19 カット ↑ 中央 13 → 11 右足S

11 小林 悠 36 90+3 松下 年宏 8

中央 9 ヘディング ↑ 11 ~ ↑ 8 右足S

PK 10 左足S

10 レナト 77

[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート

OUT IN 交代選手 IN OUT
19 森谷 賢太郎 18 パトリック 72 69 9 中原 貴之 24 赤嶺 真吾
    76 1 桜井 繁 18 ウイルソン
    76 23 田村 直也 28 蜂須賀 孝治
警告・退場
選手名/理由
C2 3 田中 裕介 38
C1 10 レナト 78
  
  
  
  
45 90 データ 90 45
4 8 12 シュート 12 6 6
4 4 8 GK 7 3 4
5 3 8 CK 5 2 3
5 2 7 直接FK 12 8 4
1 1 2 間接FK 4 3 1
1 1 2 オフサイド 5 4 1
1 1 2 PK 0 0 0
警告・退場
選手名/理由
21 C1 25 菅井 直樹
60 C1 28 蜂須賀 孝治
73 S5 16 林 卓人
  
  
  

注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。
注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。

警告理由
C1 = 反スポーツ的行為 C2 = ラフプレイ C3 = 異議 C4 = 繰り返しの違反 C5 = 遅延行為  C6 = 距離不足
C7 = 無許可入 C8 = 無許可去
退場理由
S1 = 著しく不正なプレイ S2 = 乱暴行為 S3 = つば吐き S4 = 得点機会阻止(手) S5 = 得点機会阻止(他)
S6 = 侮辱 CS = 警告2回

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2013年6月23日(日)17:50〜

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サッカーマガジン プレビュー&レビュー

  • 川崎
  • 仙台

プレビュー

川崎 予想フォーメーション
あの勢いは本物か?
真価が試される一戦

中断期間明けのリーグ戦を占う意味でも、ナビスコカップでの上位入りを狙う上でも、重要な一戦になる。見どころは、2つある。ひとつ目は、中断期間を経たチームが無敗で終えた5月の勢いを維持できるかという点。ミスを恐れない、思い切りの良いサッカーを実践することができれば自ずと内容が伴い、ファンとの一体感も生まれるはずだ。今季のリーグ戦では仙台をカウンターで料理した。今回はボールを回して圧倒し、余裕を持って第2レグに臨みたい。
ふたつ目の見どころは中村や大島、そしてジェシという中心選手の穴をどう埋めるか。チームが無敗だった5月は、中村のプレーに引っ張られるかのように、チーム全体の質も上がった。自信もみなぎっていた。大黒柱を欠く今回、どれだけ中盤で主導権を握ることができるか、今後を戦う上でひとつの指標になりそうだ。試合後、「そういえば、今日は中村がいなかったのか」とファン・サポーターに感じてもらうことが、理想と言える。

仙台 予想フォーメーション
割り切って蹴る
勝利にこだわる

仙台はリベンジに燃えている。手倉森監督はリーグ戦7節での大敗は、忘れもしないと言う。パスをつなぐことに執着し、カウンターの餌食となった。前半だけでまさかの3失点を喫し、自他ともに厳しい角田は「わけが分からん」と怒りをとおり越してあきれるほどだった。ただ、あの敗戦でチームは変わった。指揮官も「転機になった」と明かしており、チームのストロングを見直している。その結果がロングボールの有効活用だ。
特に立ち上がりの戦い方は変化している。中盤を飛ばすことに躊躇しない。パワーと高さを併せ持つ長身2トップがボールを収めて、全体を一気に押し上げていく。ロングボールを蹴る位置もポイントを絞っている。仙台はどこを狙うのか――。綿密なスカウティングでウイークポイントを探っている。「同じところにロングボールを蹴るなあ」と思えば、そこが仙台の狙いである。6月23日にフタを開けてみれば、それが分かるはず。ポイントは、立ち上がりのロングボールになる。

レビュー

したたかに守りながら、卒なく隙を突いた。相手のミスを見逃さず、2ゴールを奪う。ボールを持たせながらも守備ブロックをしっかり組んでいた。ボールを持つ時間は決して長くなかったものの、ラインをコンパクトに保ちながらゲームを進めた。
「カウンターで相手の隙を突けた。守りはしっかりしていた」(實藤)
相手の陣形が整っているときは無理をせず、スローダウンしてリスクを冒さずにパスを回した。くさびのパスが少ないという物足りなさはあったものの、相手のカウンターを浴びるという危険は回避。うまく時計の針を進めていた。
ラインを極端に下げずに我慢したのがポイントだった。最終ラインの裏を狙われても、2CBの實藤と中澤がうまくコントロール。全体のラインをコンパクトに保ったことで、セカンドボールをきっちり拾っていた。サイドからクロスを上げられても中央で何度もはね返し、瀬戸際で耐えに耐えた。
ただ、相手が退場で10人になってからペースを乱したのは課題か。ここで数的優位を生かして、ゲームの主導権をつかめるかと思いきや、メンタル面の未熟さが出てしまう。
「10人相手に失点したくないという気持ちがどこにあったのではないですか。守りに入ったのが分かりました。あそこで徹底してパスを回されていれば、僕らは本当に苦しくなったと思いますよ」(仙台・鎌田)
経験豊富な大久保も、心理的に腰が引けていたところがあったことを認めている。丁寧にパスを回してボールを保持するトレーニングを積んでいるだけに悔しさが残ると言う。せめてもの救いは、この試合にはパスサッカーの心臓となる中村がいなかったことだ。第2戦にはゲームの流れを読み、すべてをコントロールできる司令塔が戻ってくる。頼れるベテランは、アウェイで1点のリードを生かしながら戦う術を知り尽くしているはずだ。逃げ切る策は、ただ守り倒すだけではない。
「1点取られたことで、逆に気が引き締まった。油断しないでアウェイに行けます(笑)」(實藤)
等々力の失点を笑い話にするためにも、第2戦では大人のゲーム運びを見せたい。

ホームゲームトピックス

川崎フロンターレ
マッチデープログラム
2013 vol.206

特集:
TO BE THE TOP 頂点になるためにはもう負けられない

約1ヶ月ぶりのマッチデープログラムは攻撃の中心として活躍するレナト選手が登場します!!「満足することなく上を見続けていくことが大切。成長し続ける姿をゲームのピッチの上で表現する」とこれから始まる後半戦に向けての意気込みを語ってくれています。そして「今度の仙台戦もタイトル獲得に向けてひとつの大きなゲーム」とこのナビスコカップもタイトルがかかった試合となるので、ぜひとも今日の試合にも期待しましょう!!今号の選手対談企画では、 中澤聡太選手×大久保嘉人選手の82年組対談です。この二人のエピソードは必見です!!マッチデープログラムのお買い求めは7番ゲート上(フロンターレ神社横)、Gゾーングッズ売店横、フロンパークにて2000部限定販売です!!

マッチデープログラム

HUB川崎店は川崎フロンターレを応援しています。試合終了後はHUB川崎店へ

【今節の大賞選手】あんたが大賞

今節のあんたが大賞は、今後への期待を込めてパトリック選手です!!

贈呈者
(株)富士通システムズ・イースト 代表取締役社長 石川享様
賞品
タブレットPC「FMVQ77J」

photo

採点プリーズ

モバフロで、あなたのMOMを採点しよう!〜あなたのチェックしたポイントも、どんどん語って下さい!!〜

採点はモバフロから!QRコードから今すぐ!

この試合の採点結果

1 小林悠 選手 6,475P
2 大久保嘉人 選手 6,378P
3 稲本潤一 選手 6,333P

photo

「モバイルフロンターレ」への登録(ご利用料金:月額315円)が必要です

毎試合終了後、翌日12:00PMまで投票受付!

採点コメント(採点結果発表後に掲載)

今日の小林選手はきれっきれでとても動きがよかったです!登里選手もとても(のぼりんご)/久々の観戦、楽しめました!なかなか得点入らない展開の中での1点目。時間帯、個人の技術力など(おっとや)/まだ前半が終わっただけ。失点はもったいなかったですが来週信じて仙台に(すすい)/今日のユウはキレキレでした。攻撃を引っ張っていました。文句無しMOMです。そして全員がそれぞれの役割を(なまさん)

他会場の開催結果

2013 ヤマザキナビスコカップ / 準々決勝 第1戦 >利用規約をご確認ください

日 程 対戦 会 場 キックオフ 入場者数 結果
2013年
6月23日(日)
鹿島 vs 横浜FM カシマ 18:00 13,099 0 - 2
C大阪 vs 浦和 長居 19:00 16,602 0 - 2
広島 vs 柏 Eスタ 19:00 9,427 1 - 2

ゲームをとことん!

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モバフロだけ!試合前選手コメント

川崎フロンターレ:杉山 力裕

北海道キャンプでいい練習ができたし、帰ってきてすぐの練習試合は疲れもあってパフォーマンスはそこまで良くなかったかもしれないが、全体を通して見れば確実にチーム力はアップしていると思う。中断明けの初戦はすごく大事なゲームという…

>つづきはモバフロで!

川崎フロンターレ:小林 悠

うまく調整できているし、早く試合がしたいと思っていた。仙台戦では嘉人さん(大久保嘉人)と2トップを組むことになると思う。嘉人さんはボールが収まるし、動き出しも速い。2人だけでも崩せるし、プレーの発想も沢山持っている人なので…

>つづきはモバフロで!

川崎フロンターレ:大久保 嘉人

キャンプで一回身体を追い込んだので、今週になってから身体が軽くなった。コンディションはすごくいい。久々の試合だけど、等々力ではまだ負けてないし、負けたくない。今回は相手がどういう風に出て来るかはわからないが、前半から勢い良く…

>つづきはモバフロで!

川崎フロンターレ:實藤 友紀

北海道キャンプはけっこうハードだったが、一度上げてから少しダウンすることで、ここ2、3日でチーム全体としてのコンディションがよくなってきていると思う。個人的にも順調に来ていると思うし、トレーニングのなかでうまく合わせること…

>つづきはモバフロで!

川崎フロンターレ:森谷 賢太郎

北海道は涼しかったし、質の高いトレーニングができたと思う。この中断期間はリスタートにもなるので、自分もイチから頑張ろうと思っていた。試合に出ていた選手と自分とでは、守備のところでの激しさが違うと感じていたので、そこを意識し…

>つづきはモバフロで!

川崎フロンターレ:稲本 潤一

今回はカップ戦でアウェイゴールなども絡んでくるが、まずはホームでひさびさにやれるということで、しっかり結果を出さなければいけない。いいゲームをしてまたいい流れを作って、2戦目のアウェイに乗り込めるようにしたい。キャンプから…

>つづきはモバフロで!

川崎フロンターレ:登里 享平

公式戦は5月のセレッソ戦以来。再発で離脱したので、そこの筋トレをしっかりやった。練習試合では感覚の部分で、例えばオーバーラップタイミングが遅くなっていたことを監督からも指摘されていたので、そこのタイミングを意識して取り組ん…

>つづきはモバフロで!

ゲームをとことん、モバフロで!

ゲームレポート

ナビスコカップ準々決勝第1戦、仙台との一戦。中断明け初戦、約1ヶ月ぶりの等々力で勝利を挙げ、アドバンテージを取った状態で翌週のアウェイゲームに向かいたい。曇り空の等々力陸上競技場。18:00キックオフ。

前半[0分>45分]

フロンターレのスターティングメンバーは、大久保と小林の2トップ、中盤左にレナト、右に森谷、ボランチは稲本と山本のコンビ、最終ラインは登里-中澤-實藤-田中裕、GK杉山。立ち上がり2分、フロンターレの攻撃。ロングボールを小林がヘッドですらしたボールにレナトが詰めるが、DFにクリアされる。3分、自陣からボールをつないで稲本が抜け出すがファールで止められる。5分、仙台の攻撃。右サイドから崩しをかけられ折り返しを入れられるが田中裕がクリア。11分、カウンターから右サイド裏にボールを出され、折り返しを受けたウイルソンにシュートに持ち込まれるが實藤がブロック。14分、中盤から細かくボールをつないで山本が右サイドから折り返すがクリアされる。16分、左サイドでボールを受けた小林が意表を突いて角度のないところからミドルシュートを放つがGKにセーブされる。17分、仙台の攻撃。フロンターレのコーナーキックの直後にカウンターを浴びるが、ウイルソンの突破は山本と田中裕で挟み込む。19分、フロンターレの攻撃。大久保が中盤から浮かし球を入れるが小林には通らず。20分、仙台の攻撃。パスをつながれ右サイドの太田にクロスを入れられるが田中裕がクリア。20分、右サイド菅井のクロスを梁に合わせられるがGK杉山がキャッチ。危ない場面だった。21分、フロンターレの攻撃。相手の攻勢をしのいでレナトがドリブルでカウンターを狙うがファールで止められる。23分、裏のスペースへのボールにレナトが詰めるが収められず。28分、仙台の攻撃。梁の右コーナーキックを石川にヘッドで合わせられるが、GK杉山が好反応でボールに触りクロスバーに当たって外れる。

28分、フロンターレの攻撃。直後にレナトがドリブル突破で長い距離を走り、エリア近くでDFに詰められるがノーファールの判定。30分、仙台の攻撃。右サイド菅井の突破は登里が対応。32分、フロンターレの攻撃。自陣からボールをつないで相手エリア近くに攻め込むがラストパスにつなげず。33分、左サイドのレナトとのコンビネーションから登里が抜け出すが、クロスはDFに当たって外れる。34分、レナトの左コーナーキックを田中裕がヘッドで合わせるが、ボールはゴール上に外れる。迎えた36分、フロンターレの攻撃。中盤でパスカットした森谷がサイドチェンジのボールを前線へ。ボールを受けた大久保の折り返しを受けた小林が反転してシュートを決め、ショートカウンターから先制点を奪う。(1-0) 38分、仙台の攻撃。梁の右コーナーキックのこぼれ球を蜂須賀に狙われるが、ミドルシュートは守備陣がブロック。39分、バイタルエリアでボールをつながれ、最後は松下にシュートを打たれるがゴール右に外れる。41分、レナトの左コーナーキックのこぼれ球を森谷がゴール前に入れるがGKにセーブされる。44分、仙台の攻撃。梁の右コーナーキックからゴール前で混戦となるが田中裕がかき出す。セカンドボールを拾われるが守備陣がしのぐ。アディショナルタイム2分。45+2分、ウイルソンのドリブル突破からカウンターを浴び、左サイドからの折り返しを入れられるが實藤が対応。危ない場面だった。お互いに様子見の展開から少しずつ試合が動き出し、フロンターレが相手のスキを見逃さずにショートカウンターから小林のゴールで先制。1-0のリードで前半を折り返した。

ハーフタイムコメント

川崎フロンターレ:風間 八宏 監督

相手にボールがあるとき、ディフェンスは絞りすぎないようにバランスをとろう。攻撃時のリスク管理をしっかりと。声をかけあいながらバランスをとる。マークの受け渡しをはっきりと。


ベガルタ仙台:手倉森 誠 監督

1点ビハインドだが、自分たちのサッカーを続けること。相手の素早いカウンターには注意すること。もっとシュートの意識をもっていこう。

後半[45分>90分]

後半立ち上がり46分、仙台の攻撃。中盤左サイドからのフリーキック。松下のボールはGK杉山が直接キャッチ。47分、フロンターレの、攻撃。スローインの流れから左サイドでボールをつなぎ、最後は登里がシュートに持ち込むがGKにキャッチされる。49分、中盤から森谷がミドルシュートを放つがGKにキャッチされる。50分、仙台の攻撃。サイドチェンジから左サイド蜂須賀のクロスを赤嶺にヘッドで合わせられるが、ボールはゴール上に外れる。危ない場面だった。51分、セカンドボールを拾われ押し込まれ、最後は松下にミドルシュートを打たれるがゴール右に外れる。52分、フロンターレの攻撃。ロングボールからチャンスを迎えるが、レナトの浮かし球は大久保には合わず。53分、レナトがDFをかわしてペナルティエリア内で倒されるがノーファールの判定。54分、左サイドから抜け出した山本が折り返し。小林がおもいきりのいいシュートを放つが、惜しくもGKにセーブされる。56分、稲本からボールを受けたレナトが左サイドからドリブルをしかけるがDFに止められる。57分、仙台の攻撃。ウイルソンと赤嶺に中央突破を狙われるが中澤が体を張って止める。58分、小気味よくパスをつながれゴール前にボールを入れられるが守備陣がしのぐ。61分、フロンターレの攻撃。中盤からパスをつないで大久保がスルーパスを入れるが森谷には通らず。65分、仙台の攻撃。サイドチェンジからクロスを狙われるがボールはゴール前を通過。70分、ボールをつながれ押し込まれるが守備陣が落ち着いて対応。

71分、サイドチェンジから左サイドの蜂須賀にシュートを打たれるがDFに当たって外れる。72分、森谷に代えてパトリックがピッチへ。小林が右サイドへ。すると73分、GK杉山のロングキックにパトリックが猛然と走り込みGKと交錯。相手GKのファールでPKを獲得。GKは一発レッドカードで退場処分となる。76分、このPKをレナトがゴール左隅に決めて追加点を奪う。(2-0) 81分、仙台の攻撃。セットプレーのこぼれ球を太田に狙われるがシュートはゴール上に外れる。82分、フロンターレの攻撃。登里が左サイドからドリブル突破で切れ込み、戻したボールをパトリックが合わせるが右足のシュートはゴール右に外れる。85分、仙台の攻撃。カウンターを狙われるが守備陣で挟み込む。88分、フロンターレの攻撃。仙台の攻勢をしのいでカウンターへ。小林がドリブルからスルーパスを入れ、パトリックが右サイドからシュートを放つが右に外れる。90分、仙台の攻撃。ボールをつながれゴール前にボールを入れられるが、GK杉山の手に当たってゴール左に外れる。90分、梁の右コーナーキックを鎌田にヘッドで叩きつけられるが、GK杉山のビッグセーブでどうにかしのぐ。アディショナルタイム4分。90+1分、フロンターレの攻撃。直後にカウンターから反撃を繰り出し、大久保のラストパスを受けた山本が右サイドからシュートを放つがGKにセーブされる。迎えた90+3分、セットプレーの流れからロングボールのこぼれ球に詰めた松下にシュートを決められ1点を返される。(2-1) 試合は2-1でタイムアップ。

後半は一進一退の攻防が続いたが、途中出場のパトリックがロングボールに走り込みPKを獲得。このPKをレナトが決めて追加点を奪うが、数的不利の仙台にロスタイムに得点を許し、2-1のスコアで次週のアウェイゲームを迎えることになった。

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試合終了後 監督コメント

hc

[公式記者会見 総評]

選手たちは、久しぶりの公式戦なので、そういう意味ではすごく立ち上がりからよくやったと思います。目標はしっかり勝つこと。そういう意味では目標をよく達成できたと思います。ただし一つ、失点を怖がるなという話をしましたけれど、そこのところで10人になって多少消極的になってしまったかなというところはありますけれども、全体としてはほんとに選手はよくやってくれたと思います。以上です。

[公式記者会見 質疑応答]
── 相手が10人になって、アディショナルタイムに入ってアウェイゴールを与えましたが、次の試合に相当影響してくるのでは?
それは考え方だと思います。今回、一番は2勝することですから。元からの目標でまずは1勝。そういう意味ではしっかり目的を果たしたと思います。ですから、あまりそれに関しては捉われることはないと思います。ただし、先程も言った通り、強気でしっかりサッカーをやらなければいけない。これは10人だろうが11人だろうが、同じことだと思うのですが、リードをしてから、自分達のリズムをもっともっと積極的に出してほしかった。そこはこれから改善していくところで、意識の中で変えていかなければいけないところだと思います。
── 選手たちが割と縦に速いボールを入れていたと思いますが、それは監督の指示ではなくて、選手たちが自分達でプレーして、仙台の戦い方に対してそういうボールを入れたのでしょうか?
もちろんグラウンドに立てば、選手個々の判断です。いろんな自分達の攻撃で相手を見るということが出来ていますので、少し相手のラインが揃っていました。それから食いついてくるので、そういう意味では選手が自分達の判断で簡単に裏を取れるというところを考えたと思うのですが、ちょっと急ぎすぎたというところで、その修正はこちらから言いましたけれども、やはりちょっと相手を見すぎて、これはいけるなというのが立ち上がりに多すぎたかなと思いました。でも徐々に良くなってきたと思います。

ベガルタ仙台 監督
手倉森 誠

[公式記者会見 総評]

まず、6月のサッカーシーンでは、日本代表のワールドカップが決まって、コンフェデレーションで盛り上がって、いよいよ国内のJリーグが再開したときに盛り上げようという話をしました。8チームが先陣を切って、このナビスコカップから始まるということで注目されている、注目に値するゲームをしようと言って送り出しました。準備期間で攻撃の部分の精度アップをはかって、負けはしましたけれど、やろうとしている意識、意欲、ゲームの進め方、良いゲー ムをしたのではないかと。我々のチームは。一点を与えたのは我々のパスミスからで、川崎が狙っていたカウンターを食らってしまったこと。それがゲーム前にもやってはいけないプレーだと言いましたけれども、それを食らってしまいました。ただし、内容は悪くないので、後半は盛り返していくぞというゲームプランの中でした。悪いゲームになってしまったのは、レフェリーのジャッジからかなと思っています。PKと退場でひとり少ない中で、それでも選手たちは折れずにアウェイゴールというのを目指して取りに行ってくれました。この1点は確実に効いてくるだろうなと。Jリーグを盛り上げるためにはホームチームが勝つことがいいことだと思っていますので、次は我々がホームで勝って、逆転して四強に進めればいいなと思っています。その可能性をサポーターも信じて、次に後押ししてくれると思いますし、ユアテックスタジアムで、今季はフロンターレに2敗していますから、その借りをみんなで返したいと思います。以上です。

[公式記者会見 質疑応答]
── あらためてうかがいますが、林選手の退場シーンは贔屓目に見てもかわいそうなものでした。あらためて、どのようにご覧になりますか?
ボールに先に触っていたのは卓人の方なので。その後に足を出してきて、卓人もすねを怪我をしていますけれど、明らかに被害に遭ったのは卓人だったのかなと思います。あれをPKにしたのはレフェリーが確かに笛を吹いたところだとは思いますけれど、サポーターの後押しがあってそういう吹かせる雰囲気もあったんだろうなと思います。まあ、しっかりジャッジに対して我々も抗議はしますけれど、それをもう一回汲みとってもらって、いい判定なくして良いサッカーは演出できないので、お互いに伸びていくために、ディスカッションできればなと本当に思います。今度、25、26日にレフェリーのオフサイド基準に関して各チームの強化部長と監督が呼ばれていますけど、しっかり話し合いたいと思います。
── 監督が今日、川崎の攻撃でいちばん警戒していたのは、おっしゃられていたようにカウンターだったのでしょうか?
やはりレナト、大久保、小林というのは、個人の速さもあるし、そこに対して抜け目のない選手。フロンターレとしては憲剛がいないチームの中で、彼らにまずボールをつけたいというのが彼らの狙いでしたから、そこで気持ちよくプレーさせないことはやらなければいけませんでした。次もしっかり警戒しなければいけないと思います。
── 90分間、パスミスから失点して、中原選手を早めに投入した後に治療でCKのときに不在で、そのあとに退場もあって、かなりツキがなかったようにも見えました。また、アディショナルタイムに1点を返したことは、対照的な試合だったようですが。
負けるときというのはツキがないものです。ツキがないことが重なれば負ける可能性も高くなるし、ただ、悪いときが起きた後には、いいことがあるのが人生ですから。それを教えてくれるのがサッカーだし、1点を取ったことでどっちに転ぶかわからない。

試合終了後 川崎選手コメント

川崎フロンターレ:杉山 力裕

── 試合を振り返って
勝てたことはよかった。久しぶりの公式戦なので、ゲームの入りはシンプルにやることはチームとしても意識していた。相手がロングボールを蹴ってくるようだったら、後ろは我慢していこうと話し合っていた。ロングボールやサイドからのクロスボールに対して、対応は悪くなかったと思う。あとは自分がしっかり出て行くところ。2-0になってから、相手を受けてしまった部分はある。DFラインも少し下がってしまい、11対11のときよりもチームとしての意思統一が中途半端になってしまったかもしれない。そういう反省はあるが、試合に勝ったことはプラスに捉えたいし、相手は焦りがあると思っている。今回の試合だけではなく、次もしっかり勝つということを意識していきたい。

川崎フロンターレ:田中 裕介

── 試合を振り返って
とにかくホームでしっかり勝つこと。そこはクリアできた。ただ展開的にも失点ゼロでいきたかったので、人数的に揃っていたなかでの最後の失点はもったいなかった。ただ半分終わって2-1と考えれば悪くない。いい意味でハードワークできていたので、そこは2戦目も続けていきたい。ただ少し縦に急ぎすぎたところはある。とくに後半2点リードしてから相手は10人だったので、余裕を持ってしっかりつないでいけばもっとボールを運ぶことができたと思う。もう少し落ち着かせることができればよかった。そうすれば厚みのある攻撃ができていたと思う。当然、相手は前からボールを取りにくるわけで、動きが少なくなってしまうとボールを後ろに戻さざるを得ないので、どうしてもロングボールを蹴ることになってしまう。そこはもっと突き詰めていかなければならない。ただ悪かっただけではなくて、最後の場面で体を張って守るというところはできていた。いいところは継続して、試合で出た課題は修正していきたい。

川崎フロンターレ:山本 真希

── 試合を振り返って
今日は勝てたことが全て。中断前にやれていたことの継続、あとはキャンプで取り組んできたこと。具体的には、球際で負けない部分を意識してゲームに入った。久しぶりの試合なので、みんな気合いが入っていたと思う。守備からいい入りが出来て攻撃につなげられた。先制してからも、今まで通りやれば、失点はしないだろうと思いながらプレーしていた。ただ前半は、あまり急がなくてもいいところで攻め急いでしまっていた。そこをもっと自分たちで落ち着けてやれればよかった。後半、相手が一人少なくなってからも、チームのやり方に変わりはなかった。ただパトリックの特徴を生かすのも大事だが、もっと中盤でボールを動かしてもよかったかなと思っている。最後の失点はやはりもったいなかったけど、次のアウェイでの試合も、今やっていることを継続していくことが大切だと思う。中断が明けてまた再開したが、今日勝っていいスタートがきれた。それは皆さんの応援のおかげだと思っている。また次も応援よろしくお願いします。

川崎フロンターレ:中澤 聡太

── 試合を振り返って
キャンプでやってきた最終ラインの駆け引きで相手のFWを動きを止めるということは、ある程度できていた。前の選手も動いてコースを切ってくれていて、守備意識が高かった。ただ自分たちがボールを持ってからもう少し自信を持って回してもよかったかなと。後ろから見ていて急ぎすぎ、狙いすぎという場面があった。とくに最後は数的優位だったし、しっかりつなげばもっとチャンスを作れていたと思う。そこはピッチのなかの自分たちが判断していかなければならない。まだ半分が終わっただけ。2戦目も単純に勝つことだけを考えてプレーするだけ、アウェイゴールなどの試合の変化、状況の変化も自分たちで処理していきたい。

川崎フロンターレ:小林 悠

── 試合を振り返って
ゴールは、嘉人さん(大久保嘉人)があのタイミングでパスを出してくれたら、ターンをしようと思っていた。イメージはできていたし、身体もその通りに動いてくれた。ゴール後のパフォーマンスは、マサキ(山本真希)に2人目の子どもが生まれたので、試合前にゴール決めたらやろうと話していた。前線では嘉人さんがボールを受けてくれるので、自分は裏を狙うイメージでプレーしていたのだが、自分も相手の間でボールを受けることができていた。その回数をお互いにもっと増やせていければいい。嘉人さんはうまい。ボールが落ち着くし、自分が動き出すタイミングをわかってくれている。最後の失点は悔やまれるが、あの場面で手を抜いている選手は一人もいなかった。これからは今やっているサッカーをもっと詰めて続けていくことが大事。等々力では負けたくないと思わせてくれる、それはサポーターのおかげ。次はアウェイだが、しっかり勝てば何も問題ないので、勝って次のステージに進みたい。

川崎フロンターレ:大久保 嘉人

── 試合を振り返って
1点目のアシストは、すごくいいボールが来た。トラップしてから自分でシュートを打とうかとも思ったが、悠(小林悠)の声が聞こえたのでパスを出した。今日は相手の裏にロングボールをすごく蹴っていた。あれはちょっともったいなかったかもしれない。相手を疲れさせる狙いがあったと思うけど、自分も疲れてしまった部分もある。そのときに自分が間でボールを受けてやれればよかった。後半も、相手が一人少ない状況で2-0だったのに、そこで全部相手の裏にボールを蹴ってしまっていた。あそこは急ぐ必要はなかったし、中盤で間が空いていてフリーだったのに、裏に蹴ってしまっていたのは、もったいない。向こうを走らせたかったし、中盤でタメを作りたかったので、そういう役割を考えていたのだけど、うまくいかなかった。

川崎フロンターレ:實藤 友紀

── 試合を振り返って
最後の時間で少しバタバタしてしまったのは反省点。余裕がなくなり、つなげるところでもつなげなくなってしまった。サイドからの攻撃に対する練習は積んできていた。そこは跳ね返すことができていた。ただ最後の失点はもったいなかった。クロスを跳ね返してこぼれ球だったと思うが、味方の股を抜けて入ってしまった。ただあの場面でしっかりと身体は寄せていたし、そこがあと半歩でも早かったら防げていたと思う。DFとしてはそこを突き詰めていきたい。相手にアウェイゴールを取られてしまったが、もし2-0で勝っていたら、ちょっと余裕が出ていたかもしれない。そこは前向きに考えるようにしている。

川崎フロンターレ:パトリック

── 試合を振り返って
自分としてはいつでもいけるよう、しっかり準備をしていた。いい準備をしていたからこそ、途中から出てすぐにああいったチャンスがきたんだと思う。最初のプレーで何かできればと考えていて、PKを取るという形でうまく入れたので、その後も自信をもってプレーすることができた。試合に勝つという意味ではチームの力になれたのかなと思う。前とサイドで起点を作ってしっかり攻撃することができていたし、相手が10人になってからもチャンスは作れていた。試合全体を通して悪くなかったと思うが、残念なことに最後に1点返されてしまった。今日は今日で終わったことなので、あとは次のステップに進むだけ。次週のアウェイゲームもいい結果を出したい。

川崎フロンターレ:森谷 賢太郎

── 試合を振り返って
先制点は、ボールを持ったら、前を向こうというのは常に意識している。ああいう風に前を向けたら、いい形でボールを出せる。嘉人さん(大久保嘉人)や悠くん(小林悠)はいつもいい動き出しをしてくれるし、このときも嘉人さんがいい動き出しをしてくれていた。自然とああいうパスが出せたし、いい場所に出せてよかった。得点につながったことも含めて、自分の自信にもなった。守備のところでは、これまで出た試合では自分がボールを奪われたり、ワンツーで相手にはがされたりして相手にやられてしまうことがあった。中断中のキャンプでも、自分が球際で強く戦う部分にはこだわって取り組んでいた。今日の試合も裕介くん(田中裕介)に助けられながらだが、相手の10番の選手にあまり仕事をさせないことはできていたと思う。前半で終わってもいいぐらいの気持ちでプレーしていたので、かなり疲れた。

川崎フロンターレ:登里 享平

── 試合を振り返って
ひさびさの公式戦だったが、自分の良さをアグレッシブに出そうと思っていた。90分もたなくてもいいから全力でやろうと考えてプレーした。相手はサイドチェンジで裏を狙ってきたが、捨てるところとついていくところの判断もだいぶできるようになってきている。後半は周りの選手と連携しながら対応したが、クロスに持ち込まれそうになったときも何とかコースに入ろうと思っていた。第1戦で2-1という結果だが、自分としてはアドバンテージと考えず、まず勝つことを考える。失点を恐れていてはアグレッシブさがなくなると思うので、攻撃的な姿勢で勝ちを取りにいきたい。

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対戦内容

  • ヤマザキナビスコ
  • 2013シーズン
  • 準々決勝 第2戦
  • vs.ベガルタ仙台

アウェイゲーム

日時:2013年06月30日(日)18:00キックオフ 会場:ユアテックスタジアム仙台

現在の試合状況

試合終了

更新:13/06/28 15:51

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前節終了時の累積警告

  • 1枚 7/中澤 聡太
  • 1枚 22/福森 晃斗

今節の出場停止

  • なし

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