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対戦内容

  • ヤマザキナビスコカップ
  • 2013シーズン
  • 準決勝 第1戦
  • vs.浦和レッズ

ホームゲーム

日時:2013年09月07日(土)18:00キックオフ 会場:等々力陸上競技場

ゲームトップ画像

この試合の開催データ

2013 ヤマザキナビスコカップ 準決勝 第1戦 vs.浦和レッズ:開催データ
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
19,193人 曇、弱風 27.6℃ 70% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
難波 邦雄 木村 博之 西尾 英朗 唐紙 学志 松尾 一 加藤 悦也

ゲーム公式記録

川崎フロンターレ[ホーム] チーム [アウェイ]浦和レッズ
3

0 前半 1
3 後半 1

2
風間 八宏 監督 ペトロヴィッチ
─ > ─ 勝点 ─ > ─

レナト 67分
大久保 嘉人 79分
大久保 嘉人 80分

得点
選手/時間

45分 興梠 慎三
47分 興梠 慎三

選手名
シュート数 ポジ
ション
シュート数
選手名
45909045
西部 洋平 21000 GK 000 1 山岸 範宏
伊藤 宏樹 2000 DF 10146 森脇 良太
ジェシ 5011 0006 山田 暢久
井川 祐輔 4000 0002 坪井 慶介
登里 享平 23000
山本 真希 6101 MF 11014 平川 忠亮
稲本 潤一 20000 00022 阿部 勇樹
中村 憲剛 14123 0004 那須 大亮
2113 宇賀神 友弥
0008 柏木 陽介
22024 原口 元気
田中 裕介 3011 FW 514 30 興梠 慎三
レナト 10033
大久保 嘉人 13033
 
GK/杉山 力裕 1     0 SUB 0     18 GK/加藤 順大
DF/中澤 聡太 7     0 0 0   17 DF/永田 充
DF/實藤 友紀 15     0 0     26 DF/永田 拓也
DF/小宮山 尊信 8   0 0 0     27 MF/小島 秀仁
DF/福森 晃斗 22     0 2 2   7 MF/梅崎 司
MF/森谷 賢太郎 19   0 0 1 1   11 MF/関口 訓充
FW/アラン ピニェイロ 18   0 0 0     19 FW/阪野 豊史
経過
得点選手 得点経過 得点選手
経過

中央 13 → 相手DF クリア 3 カット → 10 右足S

10 レナト 67 45 興梠 慎三 30

中央 24 ~ → 3 → 30 右足S

中央 14 → 19 → 左 13 ~ 中央 右足S

13 大久保 嘉人 79 47 興梠 慎三 30

左 CK 8 ↑ 中央 14 右足S 30 右足S

左 10 → 23 → 中央 19 → 13 右足S

13 大久保 嘉人 80

[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート

OUT IN 交代選手 IN OUT
2 伊藤 宏樹 19 森谷 賢太郎 63 60 17 永田 充 6 山田 暢久
20 稲本 潤一 18 アラン ピニェイロ 90 69 7 梅崎 司 2 坪井 慶介
10 レナト 8 小宮山 尊信 90+2 83 11 関口 訓充 14 平川 忠亮
警告・退場
選手名/理由
  
  
  
  
  
  
45 90 データ 90 45
2 10 12 シュート 14 8 6
6 4 10 GK 7 2 5
2 3 5 CK 3 3 0
5 8 13 直接FK 8 3 5
2 1 3 間接FK 0 0 0
2 1 3 オフサイド 0 0 0
0 0 0 PK 0 0 0
警告・退場
選手名/理由
88 C3 30 興梠 慎三
  
  
  
  
  

注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。
注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。

警告理由
C1 = 反スポーツ的行為 C2 = ラフプレイ C3 = 異議 C4 = 繰り返しの違反 C5 = 遅延行為  C6 = 距離不足
C7 = 無許可入 C8 = 無許可去
退場理由
S1 = 著しく不正なプレイ S2 = 乱暴行為 S3 = つば吐き S4 = 得点機会阻止(手) S5 = 得点機会阻止(他)
S6 = 侮辱 CS = 警告2回

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2013年9月 7日(土)17:50〜

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サッカーマガジン プレビュー&レビュー

  • 川崎
  • 浦和

プレビュー

川崎 予想フォーメーション
お得意さま相手に
キレを取り戻せるか

悲願の初タイトル獲得に向け、絶対落とせない試合だ。今季リーグ戦での同カードでは4-0とシーズン1番の内容で完勝。7点、8点入ってもおかしくない内容で、選手たちは「浦和とはなぜか試合のリズムが合っちゃう」と振り返った。
今回の一戦、相手は中盤の底に阿部を採用し、中村に当ててくることが予想され、かなり川崎の攻撃を警戒している。無理せず失点を抑え、まず1点を取ったらあとはカウンターで追加点ーー。前回対戦で川崎が実践したことを、さらに手堅く行なう構えだ。カギは先制点だろう。過密日程から解放され、久々にミッドウィークの試合を回避した川崎にとって、純粋に「どれだけ動けるか」は見どころか。リーグのC大阪戦は明らかに足が重く、「全員が相手の間に顔を出さないと。一人でも怠るとウチのサッカーは成り立たなくなる」と中村も苦言を呈していた。しかし、十分な休養を得て迎えるこの一戦、お得意さま相手にいつものパスサッカーが戻ってくれば、勝機も出てくる。

浦和 予想フォーメーション
無謀なパスはつなぎません

やられたら、やり返す。浦和の選手たちは、リベンジに燃えている。16節の川崎戦は今季のワーストゲームという選手が多く、エースの原口も「0-4で大敗した記憶は頭から離れない」と言う。その相手と準決勝で戦うことに胸を踊らせていた。
「ここにきて川崎ともう一度戦えるというのがいいよね。もう絶対に負けないよ!」(原口)
気持ちだけ盛り上がっているわけではない。リスクを冒したビルドアップを控えて、勝負に徹する戦い方も身に付けつつある。自陣でパスをかっさらわれてカウンターで失点を重ねた失敗はもう犯さない。猛暑の7月にぎゃふんといわされたのも今は昔。秋風が吹く等々力では、浦和の新たな顔が拝めるはずだ。
拝啓 風間さま 
炎暑が続き本当の秋が待ち遠しい毎日ですが、お元気でいらっしゃいますか。もう無謀なパスはつなぎません。そこのところ、よろしく!

レビュー

「さすがに、あれ(大久保のミドルシュート)は厳しかったです」
相手GKの山岸が白旗を上げるのも無理はない。大久保は約25メートルの距離も物ともせず、ブレ球のミドルシュートをサイドネットに突き刺した。揺れたのはボールとネットだけではない。等々力は歓喜するサポーターたちの興奮で揺れていた。超ド級の同点ゴールで会場の雰囲気は一変する。そのサポーターたちにあと押しされるように、ここから逆転に向けて、さらに攻撃の勢いが増す。後ろから驚異の一撃を目にした田中は、大久保からパワーをもらったと言う。
「あのゴールで勇気づけられて、これは逆転できると思いました」
まさにその言葉どおりだった。わずか1分後、再び等々力が大きく揺れた。またも13番が決定機をつかむ。マーカーを振り切って猛烈な勢いのままクロスに飛び込むと、強引にゴールへ押し込んだ。J1得点ランクのトップを走る男は、やはり違う。前半は相手のハードマークにイライラを募らせる場面もあったが、後半は打って変わり、爆発寸前だった感情をパワーに変える。
「(シュートを)打てば入ると思った」(大久保)
2ゴールをマークした主役の言葉からは、あふれる自信がにじみ出ていた。後半からのシステム変更(3-4-3→4-2-3-1)が奏功したものあるが、目の覚めるような一撃が流れを大きく変えたのは言うまでもない。60分過ぎから足が止まってきた浦和に対し、川崎Fはそこからスイッチが入り、運動量の違いを見せつけた。気持ちが乗ると、疲れている足も自然と動くから不思議。これこそ、まさに「ホームの利」を生かしたゲームだった。

ホームゲームトピックス

川崎フロンターレ
マッチデープログラム
2013 vol.212

特集:
いざ、決戦の地へ!! GO TO FINAL

今節のマッチデープログラムにはGK西部洋平選手が登場。浦和とはリーグで対戦し、快勝した試合を振り返り、「あの試合はひとつの理想。ただ今回は間違いなくリーグ戦のようにはいかないし、そんなに甘くはない」と今回の対戦に向けて一段と気を引き締めていました。さらには「最高の雰囲気の等々力で勝つ、それしかない」とこの試合に懸ける意気込みを語ってくれている西部選手にこの試合は注目です!そして選手対談企画では、 ジェシ選手、レナト選手、アラン ピニェイロ選手、ロブソン選手のブラジル人4人がプライベートな一面をたっぷり語っています。お楽しみに!!マッチデープログラムのお買い求めは7番ゲート上(フロンターレ神社横)、Gゾーングッズ売店横、フロンパークにて2000部限定販売です!

マッチデープログラム

HUB川崎店は川崎フロンターレを応援しています。試合終了後はHUB川崎店へ

【今節の大賞選手】あんたが大賞

今節のあんたが大賞は、2失点の課題は残るも、ホーム等々力で劇的な逆転劇。次戦への期待を込めて選手全員です!!

贈呈者
富士通エフ・アイ・ピー 代表取締役社長 浜野 一典様
賞品
富士通エフ・アイ・ピー×川崎フロンターレ オリジナル高島屋ギフトカード10万円分

photo

採点プリーズ

モバフロで、あなたのMOMを採点しよう!〜あなたのチェックしたポイントも、どんどん語って下さい!!〜

採点はモバフロから!QRコードから今すぐ!

この試合の採点結果

1 大久保嘉人 選手 8,420P
2 森谷賢太郎 選手 8,406P
3 レナト 選手 8,320P

photo

「モバイルフロンターレ」への登録(ご利用料金:月額315円)が必要です

毎試合終了後、翌日12:00PMまで投票受付!

採点コメント(採点結果発表後に掲載)

2-0からの逆転で等々力の雰囲気が最高だった!森谷くんのターンすごかった!イナの守備も効いてたし、レナトは復帰後すぐゴール(ミイ)/相手に2点目を決められた時は、何とか次につながるような試合をしてほしいと思いましたが、まさか逆転するとは・・・。同点に追いついて(青海)/久々に現地で等々力劇場を見れました!アウェイゴール2点は正直重いけど優位に立ってるの(ノブ)

他会場の開催結果

2013 ヤマザキナビスコカップ / 準決勝 第1戦 >利用規約をご確認ください

日 程 対戦 会 場 キックオフ 入場者数 結果
2013年
9月7日(土)
柏 vs 横浜FM 19:00 10,532 4 - 0

ゲームをとことん!

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KAWASAKI FRONTALE OFFICIAL SPONSORS 富士通株式会社 日興コーディアル証券株式会社 株式会社富士通マーケティング 株式会社PFU プーマ

モバフロだけ!試合前選手コメント

川崎フロンターレ:伊藤 宏樹

怪我から戻ってきた選手もいるし、いろいろな戦い方ができるようになっていると思う。対浦和戦はリーグ戦でのイメージはあるが、今回はカップ戦で0-0からのスタート。自分としてはしっかりとした守備から入っていきたい。フォーメーション…

>つづきはモバフロで!

川崎フロンターレ:田中 裕介

システムは変わるかもしれないが、ホームで対戦したときのいいイメージで臨みたい。相手の狙いはわかっている。ペトロヴィッチ監督のサッカーなので、シャドーの位置に入る選手をしっかりと押さえること。あとは調子がいい興梠選手のところ…

>つづきはモバフロで!

川崎フロンターレ:山本 真希

チームとしてはいい準備ができたと思っている。今回は2試合トータルでの勝負だが、まずホームでしっかり勝ちたい。前回のリーグ戦での対戦で勝っているので、そのイメージは持っているが、相手も対策をしてくると思うので、うまく対応して…

>つづきはモバフロで!

川崎フロンターレ:レナト

トレーニングからコンディションを上げていけるよう努力している。しばらく離れていたので100%の形ではないかもしれないが、ゲームに入ればそれなりのことはできると思っている。重要なゲームなので今の自分ができることを精一杯やりたい…

>つづきはモバフロで!

川崎フロンターレ:大久保 嘉人

コンディションはすごく良い。この調子の良さは、今までにない感覚。ボールを持ったら、普通にゴールまで行ける気がする。気持ち的にも安定しているし、いつも通りにプレーしたいと思っている。レナトも戻ってきていることも心強い。最近は…

>つづきはモバフロで!

川崎フロンターレ:中村 憲剛

ここを抜ければ決勝なので、大一番になる。1戦目を受けて2戦目になるので、まず何よりも勝つことが大事だと思っている。チーム自体はこの大会の準決勝にはわりと出ているが、自分が準決勝の試合に出場するのは久しぶり。たぶん6年ぶりぐ…

>つづきはモバフロで!

川崎フロンターレ:登里 享平

ナビスコカップはホーム&アウェイのレギュレーションになる。ただこの等々力で決着をつけるぐらいで臨みたいとケンゴさん(中村憲剛)が言っていたし、その通りだと思っている。相手の戦い方や出方がどうなるかはわからないが、立ち上がり…

>つづきはモバフロで!

ゲームをとことん、モバフロで!

ゲームレポート

ナビスコカップ準決勝第1戦、浦和を等々力に迎えてのホームゲーム。まずは初戦で先手を取って10月の第2戦に向かいたい。日が暮れてきた等々力陸上競技場。18:00キックオフ。

前半[0分>45分]

フロンターレのスターティングメンバーは、前線に大久保、中村、レナト、中盤は登里-稲本-山本-田中裕、最終ラインは伊藤-ジェシ-井川、GK西部。立ち上がり1分、フロンターレの攻撃。ボールをつないで中村がスルーパスを狙うが、走り込んだ山本にはタイミングが合わず。3分、浦和の攻撃。柏木にサイドチェンジを狙われるが登里が対応。4分、フロンターレの攻撃。レナトの左コーナーキックにジェシが飛び込むが触れず。4分、浦和の攻撃。直後にリスタートから速攻を狙われるが、ここは守備陣が対応。5分、フロンターレの攻撃。登里が左サイドから勝負をしかけるがクロスに持ち込めず。6分、中盤から中村が浮かし球を前線に入れるが、レナトには合わず。8分、中盤でのパスカットからレナトが左サイドから浮かし球を入れるが、中村には合わず。9分、浦和の攻撃。サイドチェンジからの崩しを狙われるが守備陣が落ち着いて対応。14分、左サイドからのフリーキックの場面。柏木のボールは伊藤がクリア。15分、中盤から浮かし球を前線に入れられるが伊藤が対応。16分、左サイドの宇賀神に勝負をしかけられるが、田中裕がクロスをブロック。17分、パスをつながれ押し込まれるが稲本がカット。19分、パスをつながれ前線のスペースへ浮かし球を入れられるが、ここは山本が戻り対応。20分、フロンターレの攻撃。山本が中盤からロングボールを入れるが中村には通らず。23分、浦和の攻撃。カウンターを狙われるが稲本が中盤で対応。26分、フロンターレの攻撃。中盤やや左からのフリーキックの場面。ここで中村が直接シュートを狙うが惜しくもゴール左に外れる。28分、浦和の攻撃。中盤センターからのフリーキックの場面。柏木のボールを阿部にヘッドで合わせられるがGK西部がキャッチ。

29分、フロンターレの攻撃。中盤から山本が前線にボールを入れるが、走り込んだ中村には合わず。30分、浦和の攻撃。スルーパスに走り込んだ興梠に合わせられるが、GK西部が飛び出しセーブ。こぼれ球を森脇に狙われるが守備陣がブロック。ピンチをしのぐ。31分、早いリスタートから背後のスペースを狙われるが、走り込んだ興梠にはジェシが対応。32分、フロンターレの攻撃。中盤でボールを奪い稲本の縦パスを中村がダイレクトではたくが、左サイドのレナトはクロスに持ち込めず。34分、浦和の攻撃。パスをつながれ那須からゴール前にボールが入るが、ここはGK西部がキャッチ。37分、パスをつながれ背後を突かれ、興梠に右サイドからシュートを打たれるがゴール右に外れる。38分、フロンターレの攻撃。左サイドからボールをつないで崩しをかけるがラストパスにつながらず。39分、浦和の攻撃。興梠のミドルシュートは味方に当たって外れる。40分、フロンターレの攻撃。中盤でのパスカットからカウンターへ。右サイドで受けた大久保がクロスを入れるがDFにクリアされる。41分、左サイドでパスをつなぎ、中村のはたいたボールを受けた登里が左サイドから速いボールを入れ、DFのクリアボールがゴールに向かうが枠を外れる。41分、コーナーキックのこぼれ球を拾った山本がシュートを狙うが、大きく外れる。44分、浦和の攻撃。サイドチェンジのボールは登里が対応。しかし迎えた前半終了間際の45分、浦和の攻撃。原口の縦パスを受けた興梠にフリーで抜け出されてシュートを決められ、先制点を奪われる。(0-1) アディショナルタイム1分。立ち上がりはお互いに慎重に試合を進める展開。しかし、じょじょに浦和にボールを保持されるようになると前半終了間際に一瞬のスキを突かれて失点。前半を0-1で折り返した。

ハーフタイムコメント

川崎フロンターレ:風間 八宏 監督

コンパクトな陣形を保ってサッカーをしていこう。攻撃は奪った後に前への意識を。


浦和レッズ:ペトロヴィッチ 監督

いいゲームが出来ている。あとはどれだけ走れるかが重要。疲れてきた時からの集中力が大事。

後半[45分>90分]

後半立ち上がり47分、浦和の攻撃。左コーナーキックの場面。柏木のボールのこぼれ球を平川がシュート。このボールを興梠が触り流し込まれ、後半いきなり追加点を奪われる。(0-2) フロンターレは4バックにシフト。49分、浦和の攻撃。パスをつながれ押し込まれ、左サイドからクロスを入れられるが伊藤がクリア。51分、フロンターレの攻撃。中盤センターからのフリーキックの場面。中村のボールにジェシが競り合うがファールを取られる。52分、浦和の攻撃。パスをつながれ柏木にシュートを打たれるが田中裕がブロック。55分、フロンターレの攻撃。パスをつないで崩しを狙うものの、浦和の守備に阻まれる場面が続く。56分、フロンターレの攻撃。稲本の浮かし球に登里が走り込むもののボールを収められず。58分、右サイドから崩しをかけて田中裕が折り返しを入れるが、大久保はうまく収められず。61分、中盤でボールを奪い返して田中裕が左サイドに展開するが、大久保には通らず。61分、左コーナーキックの場面。レナトのボールを井川がヘッドで合わせるがクリアされる。62分、浦和の攻撃。直後にカウンターを受けて決定的な折り返しを入れられるが、稲本が戻りぎりぎりのところでクリア。ピンチをしのぐ。63分、伊藤に代えて森谷が入り、登里が左サイドバックへ。63分、登里の浮かし球を収めたレナトが左サイドから勝負をしかけて速いボールを入れるが、惜しくも大久保には合わず。64分、山本が左サイドをドリブル突破。戻したボールを受けたレナトがシュートを放つが、惜しくもDFにブロックされる。65分、森谷がドリブル突破から左サイドへ展開。レナトが強烈なシュートを放つがゴール右に外れる。迎えた67分、ボールをつないで大久保が右サイドからドリブルで深い位置に入り込み、こぼれ球を拾った田中裕の折り返しを受けたレナトが右足でシュートを決め、反撃ののろしを上げる。(2-1) 69分、フロンターレの攻撃。早いリスタートから森谷がドリブルでしかけるが、惜しくもフィニッシュに持ち込めず。72分、浦和の攻撃。パスをつながれ右サイドから崩しを狙われるが、最終ラインで落ち着いて対応。

73分、フロンターレの攻撃。大久保が強烈なミドルシュートを放つがGKにセーブされる。74分、中盤でボールを奪い、ジェシが持ち上がり右サイドから折り返し。中村がシュートを放つがDFにブロックされる。75分、右コーナーキックの場面。中村のボールをジェシがヘッドで合わせるが、惜しくもクロスバーに当たって外れる。76分、浦和の攻撃。中盤での主導権争いからカウンターを受け、原口にシュートに持ち込まれるがゴール上に外れる。危ない場面だった。77分、フロンターレの攻撃。前線へのボールに大久保走り込み、こぼれ球に中村が反応するがシュートは惜しくもGKに止められる。78分、浦和の攻撃。カウンターから左サイドの梅崎に決定的なシュートを打たれるが、GK西部がセーブ。登里がクリア。ピンチをしのぐ。迎えた79分、フロンターレの攻撃。直後に反撃を繰り出し、カウンターから大久保が1人で持ち込み強烈なミドルシュートを決めて同点に追いつく。(2-2) さらに80分、登里のスルーパスに走り込んだ森谷が左サイド深い位置からアウトサイドで絶妙の戻しを入れ、このボールを大久保が押し込み、あっという間に逆転。(3-2) 82分、浦和の攻撃。柏木の浮かし球を左サイドから折り返されるが、ボールはサイドネット。危ない場面だった。86分、フロンターレの攻撃。登里が中盤左サイドからドリブルでしかけて入り込むが、惜しくもDFにブロックされる。87分、浦和の攻撃。サイドチェンジから押し込まれるが守備陣が体を張って対応。89分、浦和の攻撃。右サイドから崩しを狙われるが関口はオフサイド。89分、稲本に代えてアランが入り、中村が中盤へ。90分、浦和の攻撃。ロングボールから圧力をかけられるが守備陣がしのぐ。アディショナルタイム5分。90+1分、レナトに代えて小宮山がピッチへ。90+2分、浦和の攻撃。柏木の左コーナーキックのこぼれ球を原口に狙われるが、守備陣がゴール前からかき出す。90+4分、左サイドの梅崎にシュートに持ち込まれるが、田中裕がヘッドでブロック。90+6分、フロンターレの攻撃。右サイド森谷のななめに入るスルーパスを中村が走りながらダイレクトで狙うが、惜しくも枠を外れる。試合は3-2でタイムアップ。

後半立ち上がりに失点を喫し追い込まれたものの、レナトのゴールから反撃。勢いづいたフロンターレが大久保の連続ゴールで逆転。苦しみながらも第1戦をものにした。

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試合終了後 監督コメント

hc

[公式記者会見 総評]

立ち上がり、全体的に少し引いてしまったこと。それから中盤を上げ過ぎたこと。そうすると相手がものすごく守備に対して研究していて潰しにきた。そこでなかなか対処ができませんでしたが、それでも残りロスタイム1分のところで入れられなければ、そのまま帰ってきてれば、なんとかなるかと思ってましたが、そこで入れられましたので、早めに対処しなければというところで、また点を取られてしまった。そこですぐに切り替えて選手たちは今日は勝つということを第一目標にしていましたので、しっかり、上手く行かなくても、しっかり自分たちのサッカーを後半からやり始めて勝つという目的はきっちりやってくれました。そういう意味では選手たちは精神的に、メンタル的に今日は強かったと思います。良いゲームだったと思います。もちろんサポーターの力もありますし、ここのグラウンドは負けられないという後押しをしてくれるので、そういう部分も含めてよくやってくれたと思います。以上です。

[公式記者会見 質疑応答]
── 素晴らしい逆転勝利だと思いますが、後半の15分まではまったく何もしてなかったように思いました。その方が問題じゃないかと思うのですが、もう1戦ありますが、次にどうやるのか、あまり言えないとは思いますが。
あまり考えない監督なので、あまり考えてないですが、まあ、ハーフタイムには自分たちがいろんな試合の対処の方法があるので、そういう意味では受けてしまったので、相手が中盤のところを開けて、上手く使おうとしていたので、そういう意味では、点数もあるんですが、両サイドを逆に攻めに行ったら相手は合わせてくるだろうなと思い、守備的に対処するのではなく攻撃で、対処しようということをハーフタイムにも話していました。途中でやり方を変えるぞということも言っていて、非常に早く点を取られてしまったので、すぐに変えなければならないと。その辺はありましたが、選手たちは上手くその利点を使ってくれました。それからケガ人も少しずつ戻ってきているので途中から入った選手が非常に機能してくれた。これも大きいと思います。
── 大久保選手がキレていたのに対し、中村憲剛選手がちょっと精彩を欠いていたように思いますが、そのへんの監督の見解はどうでしょうか?
いや、皆さんがケンゴ(中村憲剛)に、ものすごく厳しいなと思いました。十分にやっていると思います。それからケンゴ、嘉人(大久保嘉人)、レナト。特にケンゴにはマークがものすごく厳しくなる。それに対して僕ら、周りの選手も含めて体を触らないでサッカーをした方がいいということで、ケンゴが捕まっているということは、逆に言うとチーム全体のリズムが良くないということ。ただし僕はそんなに悪くなかったと思っていますし、最後は何度かフリーになって決定的な仕事をしてくれたので。そういう意味では90分間を通じて、90分間フルに上手く行かなくても、怖い選手であることは間違いないので、僕の方はそう見てます。
── 途中出場の森谷(森谷賢太郎)選手が攻撃的に前に推し進める力を出していました。監督としてはどのような指示を出されたのでしょうか?
一つは両サイドにいてもどんどんボールを受けに行けと。それからこれはいつものことなんですが、攻撃の時は相手を壊してしまえと。相手のシステムというのは自分たちが壊せばいろんなところで自分たちのペースでできると。それから逆にそれができれば攻撃も壊しにくいということで。今日はすごく整理できて賢太郎は入ったと思いますので、そういう意味では決定的な仕事をしてくれましたし、それから彼が入ってリズムがよくなった。先ほど言った通り、ケンゴ、嘉人、レナトと非常にマークがきつい。その中でポジションを変えながら、動きながら彼は良いプレーをしたと思います。
── 風間さん、壊すという表現を使うんですが、自分から壊れていったと思うんです。このサッカーには特有な現象で、型にはまると何もできない。その中で2点を取られて吹っ切れたというところもある。そこら辺風間さんはどうお考えですか?
サッカーですからね。それは全てあると思います。レッズの選手がどう感じたかはわかりませんが、我々は逆転しなければならないということで選手を入れたわけで、相手がどうなのかはわかりません。我々は崩したと思います。そういうものだと思います。

浦和レッズ 監督
ペトロヴィッチ

[公式記者会見 総評]

残念ながら我々、3−2と敗戦してしまいました。これもサッカーだと思います。1時間くらい前までは我々非常にアグレッシブにいい戦いができていたと思います。そういった中で二人の守備的な選手を交代しなければいけない状況の中で、そこからがなかなか我々上手く行きませんでした。残念ながら私が言わなければならないのは、今日のレフェリーは非常にエレガントに彼の仕事をしたんじゃないかと思います。試合後に川崎のサポーターからは拍手をもらったと思いますが、浦和のサポーターからは大きなブーイングを受けたと思います。いずれにせよ、日本ではこの話はタブーなテーマですが、ペナルティエリア付近で原口選手にファールがあったように見えましたし、判定そのものが非常に我々が不利なような気がしないでもなかったです。我々、さらにもっと強く、そういう状況でも戦わなければならないといけないと私自身思いますし、前半が終わっただけなので、後半どうなるかというのは2試合目をみて、決着がつくと思います。ありがとうございます。

[公式記者会見 質疑応答]
── 数ヶ月前にここでかなり厳しい敗戦をして、相手は同じやり方をしましたが、そのあたりについて教えて下さい。
4−0で負けたリーグ戦でのここでの試合、もちろん4−0で負けたという結果だけを見たら我々が非常にここで出来の悪いゲームをしたように見えますが、ただ、前半だけを見るならば、我々2失点していますが、立ち上がりの20分過ぎくらいまではいい戦いができていたと思います。もちろん後半は我々、若干チームがバラバラになったような形でいい戦いができていませんでしたが、この前のゲーム、前半だけを見るならば我々は悪い戦いをしてはいなかったと思います。今日は少し、後ろからのポゼッションのところで、工夫を超えたところで。こういう組み立てが上手く行ったと思います。
── レフェリーについて、原口選手のようにタフにプレーする選手にとって不利な判定が多かったように思いますがそこはどのようにお考えでしょうか?
そういう部分だけでなく、最後に阿部選手がヘディングで競ったシーンなどは、私はファールかと思わないではなかったですが、そのあと阿部選手が最後、ファール気味に行った場面でファールを取られましたが、私にとっては同じくらいのプレーで両方共ファールでおかしくないと感じましたが、私自身、38年間のサッカーのプロの世界で生きてきて、やはり最初から私はレフェリーが今日はどういう感じなのかというのは感じ取れるようになっています。確か、2−0でリードしている中で、確か我々が打ったシュートが相手のDFに当たってコーナーになったシーンがあったと思いますが、それがコーナーをもらえずゴールキックになって、そこからの流れで我々は失点してしまいました。ヤマ(山田暢久)と坪井(坪井慶介)とで我々はいい戦いができていたので、レフェリーの判定に左右されること無く我々もいい戦いができていたと思います。その後の交代から我々、レフェリーの判定というものが我々にとって不利に働き始めたのかなと思わないでもないです。レフェリーは今日、若い方だったと思いますが、今日のようなゲームを吹くにはまだ若すぎるのかなと思います。彼は今日のゲームというのは、準決勝、そして川崎対浦和という非常に質の高いゲームでした。その戦いを吹くのであれば、それなりのレベルをもったレフェリーに吹いて貰いたかったです。けっして彼の責任とは私は思いませんが、残念なことでした。皆さんも見ていてそう思ったんじゃないかと思います。決して我々、敗戦をレフェリーのせいにしているつもりではないですが、客観的に今日のゲームを見た時に、今日のようなゲームを吹くには彼はまだ若いのではないかなと思います。彼も人間ですから、ミスはあると思います。私の意見ですが、このようなゲームには若干若すぎるのかもしれません。明らかに誰が見てもコーナーキックでした。ほぼ全員が見えていたと思います。我々、オフサイドで3点目が入らなかったシーン。オフサイドだとは思いますが、ただすぐにオフサイドだと上げている。彼がコーナーキックを見えていないわけではないと思います。そこのところは彼が見えていたのではないかと思います。そういう感じではなかったでしょうか。我々は引き続き戦っていくしか無いです。
── この試合のテーマは、あれだけゲームをコントロールしていたレッズが、選手の交代で流れが変わったとおっしゃいますが、2点目を取られた後、フロンターレの運動量が2倍になったのは誰が見ても事実だと思います。ゴール前に詰める人が多かった。そういう流れは、2−0になってレッズが油断したことによる相乗効果でそうなったと思いますが、そこで質問です。あの流れは止められませんか?
もちろん、おっしゃった通り運動量のところで我々、落ちたところはあったと思います。2−0でリードしている中で、自動的にそういう流れになってしまうのは、我々だけでなくサッカーの世界ではよくある話です。ただ、我々リードしている中でチャンスもあったのも事実です。山田、坪井が守備のところで後ろのところでほぼマンマークの状況で相手を抑えてくれていた。二人が代わった後に、相手の選手をフリーにさせすぎた。フリーにさせすぎると、相手の方が自由に動ける。あるいは相手の方が走っているように見えたのかなと。もちろん仰るとおり運動量の落ちたところは確かだった思いま す。もちろん今日のゲーム、代表招集されていない槙野、あるいは鈴木啓太。あるいは山田直輝、その辺りの選手がいれば我々、今日のゲームはもちろんもっと我々のペースでやれたのかなと思います。ただ、決して悪いゲームではなかったと思います し、次のセカンドレグで0−0では足りない。勝利することが求められています。そこははっきりした戦いというものもいいんじゃないかと思います。

試合終了後 川崎選手コメント

川崎フロンターレ:伊藤 宏樹

── 試合を振り返って
前回とは、向こうが戦い方を変えてきた。警戒はしていたが、前半の最後に失点し、後半の立ち上がりにももったいない失点をしてしまい、自分たちで試合を難しくしてしまった。2失点してからは割り切って攻めるしかなかった。相手の足が止まってきたのも大きかった。前半から相手は切り替えが早かったから、そのためかもしれない。後ろも我慢するところは我慢できていたと思う。自分たちは銀メダルホルダー。タイトルはフロンターレの悲願。次の試合まで一ヶ月空く。またしっかり準備したい。

川崎フロンターレ:田中 裕介

── 試合を振り返って
前半は両方とも失点したくないという展開だった。思ったよりも相手もタテに入れてこなかったし、我慢比べだった。前回の4−0のイメージはあった。ただ、相手もあの時とはもっとハードに来ると思っていて、そこはマンツーマン気味に、特に嘉人さん(大久保嘉人)とか憲剛さん(中村憲剛)のところには厳しく来ていたので、うちらもなかなか縦パスを入れられずに後ろの方で回していたので、中々リズムが出なかった。2点目を取られてから4バックにした。元々そういう形に変えるかもというのはハーフタイムにしていて、点を取られたということもあり点を取りに行かなければというところでの変更だったと思う。それでボールの回しもスムーズになったし、攻撃的に行こうと。相手は2点を取ったことで守りに入る。そういうところで上手く意識のところでうちが攻撃的にやれたので、それで握れたのかなと思う。レナトへのアシストは、最初自分で打とうと思ったが、前に人がいたしレナトがフリーだったので、レナトお願いしますと。よく決めてくれた。

川崎フロンターレ:山本 真希

── 試合を振り返って
前半は相手の戦い方にハマらなかったし、試合中も自分たちで修正できなかった。うまくボランチのところを使われてしまったので、もっとうまく対応したかった。後半はサイドから攻撃しようというところを意識していたので、1点目も裕介くん(田中裕介)のサイドからのボールだった。2点取られて吹っ切れた部分もあるし、強い気持ちを見せてやれたのは事実。前半より速いテンポでやれていたし、あれを90分間、システムとか関係なくやれるようになれば、もっともっとチームとしてよくなると思う。2点リードされていたが、1点取れば、向こうは守りに入ると感じていた。同点弾は嘉人さん(大久保嘉人)のスーパーゴール。打った瞬間、入ったと思ったし、入るオーラがある。突き刺さるゴールだった。今年2点差をひっくり返したのはたぶん初めてだと思う。勝ち切ったことは第2戦に向けたアドバンテージになる。

川崎フロンターレ:小宮山 尊信

── 試合を振り返って
最初ベンチから見ていて、前半は苦しい展開だったが、これまでの流れ的に後半はスペースが空いてくると思っていた。最初はマンツーマンのような形になっていて、ケンゴさん(中村憲剛)、ヨシトさん(大久保嘉人)、レナトがボールを受けづらそうだった。でも後半に入ってから3人ともだんだん前を向いてボールを受けられるようになった。相手は最初から飛ばしてパワーをかけていたし、うちのサッカーがボディブローのようにじわじわ効いてきて結果、逆転できたのかなと。自分がピッチに入るときは特に何も言われなかったが、まず守備をしっかりやって失点しないこと。最初から出ている選手と違って体力があるので、忠実にポジションを取ることを心がけた。チームの勝利のためにやるだけだった。アウェイゴールを2点取られているが、次も勝てば文句なしで決勝にいける。相手と比べたらうちの方がタイトルを獲りたいという気持ちが強いと思っている。ただ、これまでいい感じできたところで大事な試合を落としている。今日勝ったことは大きいし、自信にはなるが、やることは変えず、いつもどおりやることが大事。それが勝ちに一番つながることだと思う。最後に勝つことが重要なので。

川崎フロンターレ:レナト

── 試合を振り返って
前半なかなかうまく行かず、浦和さんのリズムで進んでいたと思う。ホームだったのでもう少し上手く入っていければよかったが、チャンスも作れず、決められてしまった。ハーフタイムが終わり後半に入るときにチーム全体で前から行こうということで勢いを持ってやれた。いつものリズムでやれた。後半のようにいつものプレーが出来れば得点を重ねられると思うし、それが上手く逆転につながったと思う。ゴールは、自分でもあの瞬間何が起きたのか。落ち着いて出来たが、最初のトラップが上手くできたのでゴールできた。自分には難しい状況だったが、上手く決めることができてよかった。これから先はもう少し右足も練習して冷静に決められるようにしたい。0-2になって心配にはなった。それは自分だけでなく、チーム全体として不安な状態にはなっていた。うちのホームゲームで2点をとられるのは。最初は、今日は2−0から引き分けまでというのも難しいと思っていた。
── サポーターへ
今日、サポーターの皆さんがたくさんの声援をくれてすごく嬉しく思っている。ずっとチームから離れていたので、早く戻ってゲームをしたいと思っていた。1日でも早く戻るために治療に専念したし、今日は最後の方で疲労から足がつってしまったが、自分としてはゴールを決められることができたし、チームとしても勝利できたので嬉しい。天皇杯もすぐあるし、今日の後半のような良い形で試合に入らなければいけないと思う。連戦が続くが、練習をしっかりして次も戦わなければいけない。サポーターの皆さんもいつもと同じようにあたたかい応援をしてほしい。

川崎フロンターレ:大久保 嘉人

── 試合を振り返って
今は打ったら入りそうな気がするので。その前に打ったシュートで感触を掴めた。後半に賢太郎(森谷賢太郎)が入って流れを変えてくれて、それがすごく大きかった。それまでは浦和ペースで、なんだろう。ディフェンスをすごく固めてきていて、研究してきていて、すごく強いなと思いながら前半、後半の最初とやっていた。でも、マンマークできていたのでそれは足はつるなと。向こうは自滅した感じ。前半は浦和は完璧だったと思う。完璧に抑えていたし、距離が長くなっていたのでミスも多かった。それは自分も含めて。それが浦和は狙い目だったと思う。何もできなかった。でも後半はすごく開きだしたので、ラッキーだった。0-2でまずいと思った。今日は浦和強いなと。本当に強いと感じた。賢太郎が入ってきて、あいつ自身がすごく前に行こうというプレーですごく積極的でそれで周りも乗せられたというのはある。今までは途中から入って劇的に変わるということがあまりなかったので、賢太郎にとっては自信になったと思うし、チームとしてもプラスだと思う。逆転ゴールは賢太郎でしょう。あいつは狙っていたと思う。ボール来るなというのはあった。

川崎フロンターレ:中村 憲剛

── 試合を振り返って
見てる方は面白かったんじゃないかと。ちょっと話せる90分だったと思う。浦和は相当うちを研究してきた。ほぼマンマークで、降りて行ってもツボさん(坪井慶介選手)とか山田さん(山田暢久選手)とか阿部ちゃん(阿部勇樹選手)もそうだし、くっついてきた。本当に持つのかなというのはあった。それだけハードマークというか、それに対してうちもちょっと入れるのがズレていたりして、取られることでちょっとずつ入れたくないとなる。そうなるとうちはよくない。そこで勇気を持って取った瞬間に前に入れるというのも大事。いろんなところで上手くいかない45分を過ごした。相手は山田さんが3枚の真ん中で、そこがマンツーマンで来ていたので、そこさえはがせばね。ちょっと逆を取ったら引っかかっていたので。そこは狙っていた。そこが最短なので。でも裏に抜けないと相手は怖くない。それで頑張って付いてきていた。それで持つのかなぁと思っていた。オレもちょっときつかったが、ボールを持っていたほうが有利だし、後半は来なくなった。いなくなったというか。つってしまってツボさんもそうだし。相手のDFのマンツーマンの意識が薄れてやりやすくなった。右の前にいない状態が前半から続いていて。レナトは左にいるが、オレと嘉人(大久保嘉人)はどっちかというと真ん中にいるので。今まではそこで祐介(田中裕介)が高くとったり、マサキ(山本真希)が出て行ったりで補完できていたが、今日は向こうも前からプレッシャーに来ていてそういう時間を作れなかった。なかなか難しかったが、そこで賢太郎(森谷賢太郎)が入ってポイントを作ってくれて、後ろで一人減って、必要以上に回さずに済んだところはあった。そうなるとうちの強みは出てくる。出して動いてというところで、それは連続してやれた。
── サポーターへ
今日は本当にサポーターのおかげ。いなかったら成り立たなかった。いつも本当にありがとうございます。2戦目、アウェイでも同じように勝てるように頑張ります。

川崎フロンターレ:森谷 賢太郎

── 試合を振り返って
前半は厳しい戦いだったので、自分が入ったらやってやろうと思っていた。0-2で負けている状況で、やることはハッキリしていたので、やりやすかった部分もある。守備もしっかりとして、みんなのためにプレーしようと思っていた。試合に出るからには点も取りたいし、結果も出したかった。逆転弾のアシストは、ノボリ(登里享平)が前を向けてくれるようなパスを出してくれた。自分でシュートを打とうかとも思ったが、よりゴールにつながるプレーを心がけた。横を見たら嘉人さん(大久保嘉人)がいたので合わせた。得点のシーンには絡めたが、みんなのいい動きがあってのもの。自分は最後のいいところを持っていっただけという感じ。だけど、これからも今日のように自分がもっと決定的なシーンに絡めるように頑張りたい。
── サポーターへ
今日は、ナビスコということもあり、いつもの試合とは違う盛り上がりだった。皆さんのサポートのおかげで勝てたと思っている。次勝てば決勝に出られるし、フロンターレはナビスコで優勝したことがないので、自分も勝利に貢献したい。

川崎フロンターレ:稲本 潤一

── 試合を振り返って
立ち上がりから相手の出方を伺う形になって、少し受け身になってしまったかなと思う。先制点を取られてからも前に行く姿勢が足りなかったが、2点目を取られてからシステムを変えてから推進力が出てきた。それが相手にとってプレッシャーになって、うちが1点取ってからはいい形で勢いを出せたと思う。ヨシト(大久保嘉人)の個の能力という部分もあるが、チーム全体として勝ちたい気持ちが出ていた。試合全体を通しては、後ろが3枚のときの集中力というところはあるが、失点の場面以外はそこまでやられていないし、取られてしまったものは仕方がない。ただ0-2のままやられるのと、3-2で勝つのは全然違う。アウェイで勝てばスコアに関係なく決勝にいける。今日の後半のような試合をして第2戦も勝ちたい。個人的には少しずつコンディションが上がってきている。途中、足がつってしまったが、後半の方がいい感じで動けていたので、このまま続けていきたい。

川崎フロンターレ:登里 享平

── 試合を振り返って
前半はお互いに少し様子見なところはあったかもしれない。うちとしては点を取りにいきたいが、上がりすぎてアウェイゴールを取られることに気をつけていたということもある。前半の終わり、後半立ち上がりと嫌な時間帯で2点取られてしまったが、個人的には落ち着いていたし、残り42、3分あるので冷静に点を取りにいこうという気持ちだった。1点取ったときに相手が嫌な表情をしていると感じたし、そこをうまく突くことができたと思う。ヨシトさん(大久保嘉人)のように1人で決められる選手がいると、すごく頼りになる。自分としてもサイドバックになってから前にスペースがあったので、そこを使うことができた。前半は選手の距離が少し遠くて、プレッシャーもかかっていたので前の選手が受けづらそうだった。そこが改善されてうちのペースになったのかなと。アウェイゴールを取られたのは痛いが、勝ったことの方が大きい。リーグ戦、ナビスコカップと浦和から点を取って勝っているので、相手としたら嫌なイメージが残ると思う。技術の部分はまだまだ磨いていかなければならないが、ここまで来るとメンタルが大事になってくる。冷静に戦って最後に勝つことが重要だし、天皇杯、リーグ戦と試合が続くので、今日勝って気分的にもいい状態で次に行けるのはよかった。
── サポーターへ
アップの時から皆さんの想いは感じていた。奮い立たされるものがあった。0-2からの逆転は、一体となってみんなでとった3点。自分も鳥肌がたったし、感動した。2戦目も苦しい戦いになっても、気持ちで戦いたいと思っている。これからもよろしくお願いします。

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対戦内容

  • 天皇杯
  • 2013シーズン
  • 2回戦
  • vs.高知大学

ホームゲーム

日時:2013年09月11日(水)00:00キックオフ 会場:等々力陸上競技場

現在の試合状況

試合終了

更新:13/09/08 11:08

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この試合の開催情報

前節終了時の累積警告

  • 1枚 3/田中 裕介
  • 1枚 10/レナト

今節の出場停止

  • なし

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