ゲーム記録・速報 - 2015／ヤマザキナビスコ第7節 vs.ベガルタ仙台 : KAWASAKI FRONTALE

SEASON 2015

対戦内容

ヤマザキナビスコカップ
第7節
vs.ベガルタ仙台

7official

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日時：2015年06月03日（水）19：04キックオフ会場：等々力陸上競技場

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2015 ヤマザキナビスコカップ第7節 vs.ベガルタ仙台：開催データ
入場者数	天候	気温	湿度	ピッチ状態	試合時間
9,523人	曇のち晴、弱風	23.6℃	75％		全面良芝、水含み分
コミッショナー	主審	副審	副審	第4の審判員	記録員
猿沢茂	扇谷健司	相樂亨	清水崇之	荒木友輔	大高常勝

川崎フロンターレ［ホーム］	チーム	［アウェイ］ベガルタ仙台
1	1 前半 1 0 後半 0	1
風間八宏	監督	渡邉晋
8 > 9	勝点	4 > 5
大久保嘉人　45分	得点選手／時間	37分　蜂須賀孝治

選手名	番号	シュート数			ポジション	シュート数			番号	選手名
選手名	番号	45	90	計	ポジション	計	90	45	番号	選手名
新井章太	30	0	0	0	GK	0	0	0	21	関憲太郎
武岡優斗	17	0		0	DF	1	0	1	4	蜂須賀孝治
谷口彰悟	5	0	0	0		0	0	0	33	多々良敦斗
車屋紳太郎	20	0	0	0		0		0	5	石川直樹
						0	0	0	36	村上和弘
						1	1	0	31	茂木駿佑
森谷賢太郎	19	0	1	1	MF	0	0	0	27	武井択也
中村憲剛	14	1	0	1		1	0	1	26	藤村慶太
エウシーニョ	18	0	0	0		0	0	0	19	杉浦恭平
小宮山尊信	8	0	0	0
船山貴之	15	2	0	2	FW	1	0	1	30	西村拓真
レナト	10	0	1	1		0	0	0	28	山本大貴
大久保嘉人	13	3	1	4

GK／安藤駿介	24			0	SUB	0			22	GK／石川慧
DF／井川祐輔	4			0		0	0		3	DF／渡部博文
MF／山本真希	6			0		0	0		23	DF／二見宏志
MF／橋本晃司	7			0		0			37	DF／小島雅也
MF／三好康児	26			0		0			6	MF／キムミンテ
FW／杉本健勇	9		0	0		0			14	MF／金久保順
FW／安柄俊	27		0	0		1	1		20	FW／ハモンロペス

経過	番号	得点選手	分	得点経過	分	得点選手	番号	経過
中央　5　→　14　～　→　相手DF　こぼれ球　13　右足S	13	大久保嘉人	45	得点経過	37	蜂須賀孝治	4	右　スローイン　4　↑　28　→　4　～　中央　左足S

［得点経過の記号の意味］〜：ドリブル、→：グラウンドパス、↑：浮き球パス、S：シュート

OUT	→	IN	分	分	IN	←	OUT
17 武岡優斗	→	9 杉本健勇	46	46	3 渡部博文	←	5 石川直樹
8 小宮山尊信	→	27 安柄俊	78	65	23 二見宏志	←	36 村上和弘
	→			78	20 ハモンロペス	←	30 西村拓真

警告・退場
選手名／理由	分

45	90	計	データ	計	90	45
6	3	9	シュート	5	2	3
4	6	10	GK	11	9	2
2	8	10	CK	2	1	1
4	8	12	直接FK	9	5	4
0	2	2	間接FK	2	1	1
0	2	2	オフサイド	2	1	1
0	0	0	PK	0	0	0

警告・退場
分	選手名／理由
50	C1 4 蜂須賀孝治
90+2	C1 19 杉浦恭平

注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。
注2:＊はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。

警告理由: C1 = 反スポーツ的行為　C2 = ラフプレイ　C3 = 異議　C4 = 繰り返しの違反　C5 = 遅延行為　 C6 = 距離不足
C7 = 無許可入　C8 = 無許可去
退場理由: S1 = 著しく不正なプレイ　S2 = 乱暴行為　S3 = つば吐き　S4 = 得点機会阻止（手）　S5 = 得点機会阻止（他）
S6 = 侮辱　CS = 警告2回

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スカパー!

2015年6月 3日（水）18:50〜

スカパー！：CS.309

スカパー！：Ch.584

スカパー！：Ch.613

【今節の大賞選手】あんたが大賞

今節のあんたが大賞は、力強い同点ゴールを決めた大久保嘉人選手です!!

贈呈者: 1.横浜トヨペット　取締役　佐藤努様
2.川崎中央商店街連合会　会長　会長代行　武藤聰宏様
賞品: 1.横浜トヨペットミニカー111台＋仙台戦スタメン選手画像ラッピング試乗車作成
2.川崎日航ホテルペア宿泊券

採点プリーズ

モバフロで、あなたのMOMを採点しよう！〜あなたのチェックしたポイントも、どんどん語って下さい！！〜

採点はモバフロから！QRコードから今すぐ！

この試合の採点結果

1	大久保嘉人選手	6,217P
2	谷口彰悟選手	6,167P
3	車屋紳太郎選手	6,166P

「モバイルフロンターレ」への登録（ご利用料金：月額315円）が必要です

毎試合終了後、翌日12:00PMまで投票受付！

採点コメント（採点結果発表後に掲載）

仕事投げ出して参戦しました。う～ん、勝ちにいってこの結果は非常に残念。まあ、神戸がすごい試合したので勝っても勝ち上がりは（冷やし五目蒙古）／残念です。せめて勝って終わりたかった。でもナビスコの戦いをむだにしないことも大事です。湘南戦は（すい）／次のステージに上がれないのがとても残念でなりません！選手の皆さんもそうだと思います。ミスを少なくして、肩の力を抜いて勝つ（エリリン）

2015 ヤマザキナビスコカップ／第7節 >利用規約をご確認ください

日程	対戦	会場	キックオフ	入場者数	結果
2015年 6月3日（水）	山形 vs 横浜FM	NDスタ	19:00	3,605	0 - 2
	湘南 vs FC東京	BMWス	19:00	6,582	0 - 0
	松本 vs 新潟	松本	19:00	8,427	0 - 3
	名古屋 vs 神戸	パロ瑞穂	19:00	4,466	0 - 4
	広島 vs 甲府	Eスタ	19:00	5,730	2 - 0

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点差をつけて勝たないといけないが、後ろとしては失点をしたくないという気持ちが強い。清水戦では5失点してしまったが、そこであまり失点にナイーブになりすぎないことも大事だと思っている。最低限のリスク管理をしながら、試合を進めたい。仙台は縦にロン…

>つづきはモバフロで！

先週、ナビスコカップに出て90分プレーできた。先週の清水戦に出なかったことで良い感じで休めたので、コンディションはまたひとつ良くなった。3バックより4バックのほうが慣れている部分はあるが、仕事はそれほど変わらない。うちがボールをキープする時…

>つづきはモバフロで！

他チームの結果も関係してくるが、まず勝たないと。個人的には情報を入れてもらった方がいい。リーグ戦とカップ戦でテンションは多少違うが、決勝トーナメントに行きたいし、リーグ戦につながるような試合にしたい。まず勝つことが一番だが、最後の最後で得失…

>つづきはモバフロで！

ケガ人が多く我慢の戦いが続いているが、うちとしてはまず勝点3を取らないと話にならない。勝つことが最低条件で、そこからたくさん点を取るという流れに持っていかないと足下をすくわれかねない。攻める姿勢はいいが、前掛かりになりすぎるのも良くないと思…

>つづきはモバフロで！

後ろとしては失点ゼロで抑えることが一番。ゼロに抑えれば負けはないし、前の清水戦で5失点しているので、そこは反省をいかさないといけない。もちろん、点を取りにいかないといけないので、バランスも難しいが、そこはうまく考えてやること。後ろはマンツー…

>つづきはモバフロで！

勝たなきゃいけない試合だし、勝たないと何も起きないと思っている。うちがボールを保持する時間が長くなると思うので、カウンターでやられる場面を後ろとボランチでケアする。ボールを失わなければカウンターも受けないので、しっかりとシュートで終わること…

>つづきはモバフロで！

勝たなきゃいけないのはわかっている。失点したら苦しくなるので、まずは守備からやっていきたい。連係に関しては、人に行かせるところをいくつか確認した。3バックの場合は、後ろでどんと構えて、攻撃参加は2対1の状況を作れるときだけ上がっていくような…

>つづきはモバフロで！

ナビスコカップ予選リーグ最終節、等々力に仙台を迎えての一戦。フロンターレは2勝2分1敗で勝点8。まずこの試合で勝利を挙げないことには、予選突破の道筋は見えてこない。日が暮れてきた等々力陸上競技場。19:04キックオフ。

フロンターレのスターティングメンバーは、トップに大久保、左にレナト、右に船山、中盤左に小宮山、右にエウシーニョ、ボランチは中村と森谷のコンビ、最終ラインは車屋-谷口-武岡の3バック、GK新井。立ち上がり3分、フロンターレの攻撃。中盤のルーズボールに反応した森谷がダイレクトでスルーパスを狙うが、船山に通らず。4分、谷口がサイドチェンジを狙うが左サイドの小宮山には合わず。6分、パスを細かくつないで崩しを狙うが、ラストパスに持ち込めず。7分、中村が中盤から裏のスペースを狙うが、GKにキャッチされる。9分、仙台の攻撃。中盤でボールを奪われカウンターから西村にミドルシュートを打たれるが、大きく外れる。10分、フロンターレの攻撃。右サイドでボールを受けたエウシーニョが突破を狙うが、DFに止められる。12分仙台の攻撃、左サイドから崩しを狙われ、山本大にクロスを入れられるが谷口がクリア。12分、藤村の左コーナーキックは小宮山が対応。13分、右サイド裏のスペースに抜け出した山本大の折り返しを藤村に合わせられるが、ミドルシュートはゴール上に外れる。危ない場面だった。14分、フロンターレの攻撃。パスをつないで大久保が右サイドからゴール前にボールを入れ、ファーサイドで受けたレナトが折り返すがゴール前に合わず。15分、さらに攻勢をかけて押し込み、最後は船山が左足でシュートを放つが、DFにブロックされる。16分、中央から崩しをかけられ左サイドから抜け出した村上に折り返されるが、ボールはゴール前を通過。車屋が対応。危ない場面だった。17分、フロンターレの攻撃。左サイドへ展開し小宮山が折り返すが、ゴール前でクリアされる。18分、中村の浮かし球に反応した船山がトラップ。反転して左サイドからシュートを放つが、GKにキャッチされる。19分、中村の浮かし球をトラップしたレナトが左サイド深い位置から折り返すが、ゴール前に合わず。21分、パスをつないで崩しを狙うが、仙台ディフェンスにはね返される。

21分、右サイドのエウシーニョからパスを受けた中村がミドルシュートを放つが、ゴール左に外れる。23分、パスをつないで中央突破を狙うがシュートに持ち込めず。25分、仙台の攻勢をしのいでクリアボールを拾った大久保を起点にカウンターへ。右サイドからラストパスを狙うが、惜しくもレナトに通らず。27分、中盤やや左からのフリーキックの場面。中村のボールはクリアされる。28分、仙台の攻撃。左サイドから裏のスペースにボールを出されるが、武岡が対応。31分、攻勢をしのがれカウンターを受けるが、山本大の突破は中盤で戻りながら対応。34分、フロンターレの攻撃。パスをつないで押し込みペナルティエリア内に入るが、フィニッシュに持ち込めず。35分、パスをつないでエウシーニョとのワンツーから船山がシュートを放つが、惜しくも左ポストに当たって外れる。36分、レナトの右コーナーキックに谷口が飛び込むが、惜しくもタイミングが合わず。迎えた37分、仙台の攻撃。スローインの流れから右サイドの蜂須賀に左足でミドルシュートを決められ、先制点を奪われる。（0-1）　38分、フロンターレの攻撃。直後に反撃をかけてゴール前に迫るが、仙台ディフェンスにはね返される。42分、フロンターレの攻撃。パスをつないで押し込むものの、ラストパスにつながらず。なかなかフィニッシュに持ち込めない流れのなか、迎えた45分、フロンターレの攻撃。セカンドボールを拾って押し込み続け、ゴール前のこぼれたボールにいち早く反応した大久保が流し込み同点に追いつく。（1-1）　アディショナルタイム1分。45＋2分、船山を起点にカウンターへ。左サイドでパスを受けた大久保が切れ込みながらミドルシュートを放つが、GKにキャッチされる。ボールを握りながらも仙台ディフェンスを崩し切れない時間が続き、逆にワンチャンスを仕留められ失点。しかし終盤に大久保のゴールで追いつき、1-1で前半を折り返した。

川崎フロンターレ：風間八宏監督

全員がもっとボールを受けて、出してを繰り返していこう。テンポを上げて、リズムを作っていこう。ゴールを奪うためのサッカーをやり続けよう。

ベガルタ仙台：渡邉晋監督

最後に失点はしたが攻守ともに狙いをもっていいチャレンジができている。コンパクトな守備を心がけよう。

後半頭から武岡に代わり杉本が前線に入り、4バックにシフト。48分、フロンターレの攻撃。パスをつないで押し込むがラストパスにつながらず。49分、仙台の攻撃。右サイドから崩しを狙われるが守備陣が対応。50分、フロンターレの攻撃。左サイドから抜け出したレナトがドリブル突破をしかけるがファールで止められる。51分、ペナルティエリア左からのフリーキックの場面。中村が入れた速いボールがDFに当たりゴールに向かうが、惜しくも左ポストに当たって外れる。52分、左サイドチェンジのボールを受けたレナトが戻し、森谷がミドルシュートを放つがゴール上に外れる。53分、パスをつないで中央突破。ゴール前に迫るが、惜しくもフィニッシュに持ち込めず。54分、ショートコーナーからレナトが左サイドを突破。右足でシュートを放つがブロックされる。56分、相手陣内でボールを奪ってカウンターを狙うが、フィニッシュにつながらず。60分、パスをつないでエウシーニョが右サイドからスルーパスを狙うが、DFにブロックされる。61分、右サイドでワンツーから抜け出した船山が低いボールを入れゴール前に杉本が飛び込むが、惜しくも触れず。63分、パスを細かくつないで左サイドへ展開。小宮山のクロスに杉本が飛び込むがファールを取られる。64分、パスをつないでレナトがミドルシュートを放つが大きく外れる。67分、仙台の攻撃。中盤やや右からのフリーキックの場面。藤村のボールは杉本がクリア。68分、フロンターレの攻撃。パスをつないで右サイドの船山が戻しを入れるがカットされる。69分、中盤から中村が浮かし球を入れるがレナトには合わず。70分、大久保が右サイドでキープ。ゴール前にボールを入れて杉本が飛び込むが、GKにキャッチされる。72分、仙台の攻撃。左サイドから崩しをかけられ山本大に速いボールを入れられるが、GK新井がパンチングでしのぐ。

75分、フロンターレの攻撃。セカンドボールを拾って押し込むがラストパスにつながらず。76分、中央でパスをつなぎ大久保がドリブルからゴール前にボールを入れるが、タイミングが合わず。77分、攻勢をかけてルーズボールに反応した中村がシュートを放つが、DFにブロックされる。78分、小宮山に代わり安が入り、攻撃的な3バックの布陣にチェンジ。79分、フロンターレの攻撃。大久保のスルーパスに追いついた船山が右サイドから折り返すが、GKに止められる。81分、大久保がスルーパスを狙うが安には通らず。84分、仙台の攻撃。ロングボールのこぼれ球を武井に狙われるが、シュートは大きく外れる。85分、フロンターレの攻撃。速攻からレナトが出したボールに車屋が反応し、左サイドから折り返すがブロックされる。86分、レナトの左コーナーキックのこぼれ球を拾った中村がシュートを放つが、DFにブロックされる。88分、仙台の攻撃、右サイド蜂須賀にアーリークロスを入れられるが守備陣が対応。89分、フロンターレの攻撃。直後に反撃。スルーパスに反応したレナトが左サイドからシュート性のボールを入れるが、GKに止められる。アディショナルタイム4分。90分、左ショートコーナーから森谷がゴール前にボールを入れるが、惜しくもGKにセーブされる。90＋2分、仙台の攻撃。攻勢をしのがれ決定的なカウンターを受けるが、GK新井が飛び出しどうにか止める。90＋3分、藤村の右コーナーキックは中村がクリア。90＋4分、仙台の攻撃。ロングボールを収められ茂木にミドルシュートを打たれるがゴール上に外れる。試合は1-1でタイムアップ。

後半はフロンターレがボールを握り、仙台が粘り強く守る展開が続くが、最後までゴールネットを揺らすことができず。試合は1-1の引き分けに終わり、フロンターレのナビスコカップ予選リーグ敗退が決まった。

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［公式記者会見総評］

自分たちのリズムでサッカーをしよう。それから早いうちに点を取ろうということで入りましたが、立ち上がり、本当にボールが足に付いていない状態で、そんなところでボールが落ち着かない。それともうひとつは引き出す選手が非常に少ないというところで。後半それは変わったんですが、やっぱり2点目が足りなかったと。もう少し早い時間に取れればゲームは変わったかもしれませんが、そのへんが残念だった。それからもう一つは途中交代の選手にもっともっと奮起してもらいたいと。ここでパワーを上げなければならないときに、それがそのまま伝わってこない。そこのところも、これから選手に期待したいと思います。以上です。

［公式記者会見質疑応答］

── 前半、話された通り、前線を含めてかなり受ける意識が少なかったように思いますが、その要因についてもう少し深く教えていただけますか?: メンタルの部分ですね。特に中盤の真ん中の二人。もっともっとハードワークして、途中からはやってくれたんですが、そこのところ。慎重になりすぎて、あまり動きがなかったので。それからケンゴ（中村憲剛）も前に出るようになって、ケンタロウ（森谷賢太郎）と動き出しましたが、あそこのところでもっともっと前を向いて、もっともっと逆に仕掛けていかないと、いろんな場所が空きませんので。そこをしっかりやること。それからもうひとつは、前線の選手がまったく顔を出していなかったということ。それは全部、相互関係というか、しっかりボールを持てれば後ろの選手も上がれるでしょうし、それから前の選手も引き出せるんでしょうが、普段通りのことをやり続けなければならない。やり続けるからうちはボールを持てるんだ、ということをしっかりもう一度後半からは理解してくれたと思っています。

ベガルタ仙台監督
渡邉晋

［公式記者会見総評］

お疲れ様でした。まずは平日のナイター。川崎にたくさんのサポーターに集まって頂いて、心から感謝申し上げます。アウェイですが、勝点3をサポーターと一緒に喜び合いたかったなというのが今の感想です。今日のゲームはチャレンジだと。一つは消化試合にしないためのチャレンジ。予選突破を狙う川崎に対するチャレンジ。そして我々自身、自分たち自身に対するチャレンジ、という3つのチャレンジを掲げて臨みました。攻守において、非常に狙いを持って良いゲームをしてくれたと思っています。ただ、やはり細かいところのクオリティ、最後の精度といったところで勝ち点3を手繰り寄せられるゲームだったと思ってますので、そのあたりは日々のトレーニングから精進して、次こそは勝ち点3を取れるように進んでいきたいと思います。以上です。

［公式記者会見質疑応答］

── 今日はどのメンバーも精力的に走り回って頑張っていたと思います。ナビスコの前節で悔しい思いをした右サイドの選手が今日は頑張って、今日は蜂須賀選手がゴールしましたが、彼らの努力についてどう評価しますか?: 彼ら、二人だけでなく、今日はゲームに関わったすべての人間がフルパワーを出してくれたと思います。蜂須賀と茂木に関しては、前回のナビスコでハーフタイムに交代という悔しい思いも味わったと思いますし、そこからちょうど一週間後に今日のようなパフォーマンスができるということ。彼ら二人とはこの1週間、いろんな話をして映像を見て自分自身に振り返って見たらどうかという話もしてきました。その中でも一番はメンタルの部分で、ミスを恐れるなと。ミスしたところで下を向かずに次、挽回するようなプレーをしましょうという話をしてきたんですが、まさに今日はそのようなメンタリティで90分、突き進んでくれたんじゃないかと思っています。冒頭申し上げたとおり、細かい質の部分ではまだまだ改善の余地はあると思いますが、まずは戦う土俵に彼らがもう一度戻ってきてくれたということで、チームの総合力を高めることができたんじゃないかと思います。

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── 試合を振り返って: 前半にミドルシュートを打たれて、ああいう形で失点したが、流れからまだ取り返せると思ったので、後ろは動揺せずにやれていた。前がかりになっても、後ろは冷静にやろうと心がけていた。攻撃のところで、全体的に迫力を持って攻めることができなかった。もっともっとチームとして強く戦っていかないといけない。仙台の守りがしっかりしていたというのもあるが、もっと危険なところに入ってリスクを負って攻めて行かないといけなかった。前半のうちに試合を決めてしまおうと思っていたが、そこで失点してしまい、試合を難しくしてしまった。決勝トーナメントに上がれるチャンスがあっただけに、もったいないし、悔しい。

── 試合を振り返って: 前半、いつものようにパスがつながらないというのは、やっていても感じていた。自分の判断が遅いのか、顔を出すタイミングがいつもよりも遅いのか、原因はわからないが、やりにくさはあった。いつもの感じとは違った。後半になってからパスは回ったが、それだけではダメ。どんな形でも点を取らなければいけなかった。後半からケンユウ（杉本健勇）が入ることで、サイドとしてはクロスをあげやすくなったし、ひとつ、ポイントがハッキリしたところはある。結果的に、どっちにしても進めなかったが、清水戦の負けもあったので、今日はみんなも気持ちを入れて試合をしていただけに残念。

── 試合を振り返って: 途中からピッチに入ったが、チームのリズムに変化をつけることを意識していた。シンプルにボールが入ってきたところで惜しい場面もあったし、もうひとつ自分が前に入れていれば決まったというシーンもあった。細かな部分だが、常にそこは狙っていかなければならない。最後はヨシトさん（大久保嘉人）が少し下がり目のポジションになったが、ボールを持って時間を作れるし、スルーパスも出せる。ただ孤立する場面もあったので、そこはもっと自分がコンビネーションを合わせていかないと。なかなかいい流れにならなかったが、切り替えていくしかない。すぐ試合が来るので、いい準備をして勝つしかない。

── 試合を振り返って: 途中からトップ下になった。自分が中盤に下がろうと思って、そこから他に空くようになった。ただ自分が下がったときに危険な位置に出ていく選手がいない。でも自分が下がらないと、緩急がつかないで、ずっとボールが回っているだけ。あとはボールが返ってこない。自分が相手を引きつけているのだから、ボールを当てたら返して欲しいのだけど、パスが返ってこない。そこは問題。自分が引きつけて、違うところに行って、ボールを取られてカウンターをくらうのでは体力を奪われるだけ。攻撃に厚みがあっても、やっていて怖くない。自分がセンタリングをあげても誰も中に入っていない。だったら、自分が中に入るからセンタリングをあげて欲しいのだけど、他の人はあげてくれない。難しい。

── 試合を振り返って: 前半途中まで選手1人ひとり、もらって受ける動きが少なかった。失点するまで寝ていた感じだった。個人的には決定的なシュートがあって、決まったかと思ったが。残念。全体的にうまく連携がとれていなかった。言いたいこともあるが、すぐに次の試合が来るのでリーグ戦に向けて集中したい。ナビスコカップは終わってしまったが、リーグ戦でひとつでも順位を上げて、これから先に弾みがつくような試合をやっていきたい。

── 試合を振り返って: とにかく勝たなければいけないゲームで勝てず、自分たちのリズムで進めることができなかった。ナビスコカップ敗退という結果は残念だが、Jリーグに集中するしかない。自分たちがやるべきことをもっとやらなければいけなかったと思うし、チームとして改善すべき点を監督が落とし込もうとしていたが、なかなかうまく流れに乗ることができなかった。誰が悪いとかではなくて責任を押し付けるのではなく、全員の責任としてこの結果を受け止めなければいけない。残念な結果だが、またしっかり準備をしてJリーグで勝ちたい。今まで以上にやらなければいけない時期だと思う。

── 試合を振り返って: 仙台がブロックを敷いて来て、相手のFWは自分かケンゴさん（中村憲剛）を見ていた。それでも崩さないといけなかったし、もっと縦にパスを入れないといけなかった。そこは個人的にももっとやらないといけなかった部分。後半、フォーメーションも変わったこともあって、ペースを握れていたが、ここからが今のチームの課題。ミドルは打ったが、試合中に何度も打てるわけではない。その一本を決める為の練習をしないといけない。　個人的なことを言えば、今日のパフォーマンスは満足していないし、勝てなかったことにも何かが足りないと思っている。チームとしてやっているが、チームうんぬんよりも個人として目を向けていかないと。周りどうこうよりも、自分自身に向き合ってやっていくしかない。他会場の結果は知らないでやっていた。勝たないと何も始まらないと思っていたし、結果として勝っていない。不甲斐ないし、情けない。今までのナビスコの負けや引き分けの積み重ねでこういう結果になっているが、今日、勝てなかったことが情けない。勝たせる為のプレーもまだまだできていない。サポーターにも申し訳ない。

── 試合を振り返って: 自分たちがボールを持つ時間が長かったのは収穫だが、得点の雰囲気をなかなか出せなかった。ゴール前で崩していけそうな場面でボールが長くなったり、相手にとって危険なプレーが少なかったと思う。今回はセンターバックだったが、前にケンゴさん（中村憲剛）やケンタロウさん（森谷賢太郎）とうまい選手がいるので、自分はシンプルにやろうと意識していた。ショウゴさん（谷口彰悟）とのコンビは大学時代に1、2回やった程度でひさびさだったが、チャレンジ＆カバーという部分は悪くなかったと思う。後半は攻撃する時間が長くなったが、相手がいないところでボールを回していて、ほぼサイドオンリーになっていた。フロンターレがいいときは中央からも崩せるが、中から崩す動きが少なかったと思う。割りきってロングボールという形もうまくいかなかった。個人的にはもっと足下の技術をつけていいボールを供給していかなければいけないし、もっと前に行きたかったが相手の枚数が気になって行けない場面があった。